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人民元安になっても海外で人民元資産が人気のワケとは?
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· 2016-09-23 |
タグ: 人民元;海外;経済 | 印刷 |
10月1日からは、人民元がIMFのSDR構成通貨になり、IMFにおいても、その189の加盟国においても、理論上、人民元を準備通貨とすることができるようになる。 現在、世界の中央銀行の準備資産は約11兆4600億ドル(約1146兆円)。そのうち、人民元が占める割合はわずか1.13%にとどまっている。しかし、周副司長は、「人民元がSDR構成通貨になれば、中央銀行系の機構だけでも、準備通貨に人民元が占める割合は短期間のうちに4%以上に上昇する」と予測している。
中国の銀行間市場債券のホスティング量は約70兆元(約1050兆円)。そのうち、中国人以外が所有する債券残高は1%以下だ。IMFの研究によると、ほとんどの成熟した市場や新興市場、外国人が所有する本国の債権の割合は通常10-20%となっている。
「2016人民元国際化報告」では、「人民元SDRの構成通貨になれば、外国の資産家の人民元に対する信頼は右肩上がりになり、人民元資産を所有したいという意欲も強くなっていくだろう」と予測している。 (編集KN)
「人民網日本語版」2016年9月23日
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