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人民元が対ドルで下落 節目の1ドル=6.85元割り込む
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· 2016-11-18 |
タグ: 人民元;ドル;経済 | 印刷 |
人民元が対ドルで下落しているからといって、他の貨幣に対しても下落しているわけではない。中国貨幣網のデータによると、16日、対ユーロ、円、英国ポンド、オーストラリアドル、スイスフランなどで、人民元高の水準になった。うち、円に対しては、0.0519元、英国ポンドに対しては0.0399元、ユーロに対しては0.0084元の人民元高水準になった。
経済学者の趙慶明氏は、「最近、人民元が対ドルで下落している主な原因は、ドル買いが強まっているからで、グラフにして見ると、人民元の対ドルレートは比較的安定している」との見方を示す。
短期的な調整の後、米ドルインデックスは100の大台を超えた。業界関係者は、「ドル買い優勢は今後しばらくの間続き、人民元にとっては下落の圧力となる」と予測している。
中国社会科学院学部の委員・余永定氏は、「長期的に見ると、人民元安を心配する必要はない。中国の経常収支の黒字は大きく、外貨準備も多い。さらに、経済成長の速度は世界一で、人民元が大幅に下落する可能性は非常に低い」との見方を示している。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年11月17日
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