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一定規模以上の工業企業 安・進・難で生産額6%増
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· 2016-07-26 |
タグ: 工業企業;生産額;経済 | ![]() 印刷 |
馮福部長は安定の中で進歩を求めることについて、「3方面に現れている。1つ目はハイテク製造業の増加率の加速だ。上半期にはハイテク産業の生産額の伸びが工業全体の伸びを4.2%上回り、ハイテク製造業の占める割合が12.1%に達した。2つ目は伝統的産業のモデル転換・バージョンアップの歩みの加速だ。そのうち設備製造業の生産額は同7.8%増加し、増加率は前年同期を2.1ポイント上回った。軽工業と繊維産業の1~5月の利益の伸びは11.2%と5.8%だった。3つ目は過剰生産能力の削減と弱点の補強が積極的な進展を遂げ、工業分野の供給側構造改革の政策効果が現れ始めたことだ。大まかな統計によると、上半期に削減した鉄鋼の過剰生産能力は1300万トンあまりに達し、今年の目標任務の30%を達成した。粗鋼生産量は同1.1%減少し、1~5月には鉄鋼産業が赤字から黒字への転換を果たした。1~5月の一定規模以上の工業企業の主業務収入100万元(1元は約15.7元)におけるコストが0.22元低下し、約3年ぶりに同期の最低を更新した。また工業企業の技術改良への投資が同14.5%増加した」と述べた。
馮副部長は、「進歩の中には困難もあり、その困難も3方面に現れている」として、次のように述べた。「1つ目は有効需要が全体として落ち込んでいることだ。輸出が持続的に低迷し、上半期の工業分野への投資の増加率が4.2%にとどまり、民間投資の増加率も2.8%にとどまった。2つ目は新旧の動力の転換にまだしばらく時間がかかることだ。3つ目は一連の資源依存型省区市、重化学工業の占める割合が高く産業構造が比較的単純な地域、採鉱業、および金属精錬業で下押し圧力が強く、直面する困難も多いということだ。下半期工業経済には引き続き不確定性が多く、そのため政策により力を入れ、工業の安定に向けた好調な流れを維持する必要がある」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年7月26日
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