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第2四半期GDP6.7%増は容易なことではない
  ·   2016-07-20
タグ: 第2四半期;GDP;経済
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 もちろん、民間投資不足は一定程度、民間投資の伸びを制約している体制的構造的な問題から来ている。しかし、これらの問題は今年上半期になってから現れたわけではない。事実、ここ数年来、中国政府はこれらの問題の解決を図るために多くの措置を取ってきた。そのため、今年上半期に民間投資の大幅な減速が見られたのは、主に周期的要因によるものだと考えるべきである。 

投資、特に民間投資が求めるのは将来の投資回収である。投資回収の予測は経済見通しに対する投資家の確信によって決まる。投資は投資家が経済見通しに投じる信任票と言えるだろう。各方面が経済成長に確信を抱かなければ、投資活動が自然に衰退することになる。そのため、民間投資を安定させる最も重要な措置は成長に対する確信を安定させることである。この点においては、中国のマクロ政策には大きな調整の余地がある。習近平総書記が強調しているように、マクロ経済政策は成長予測をうまく導き、安定的なマクロ政策をもって社会の予測を安定させ、重大な改革措置の実施をもって成長に対する確信を強化するべきである。 

否定できないのは、中国経済が現在複数の構造的問題に直面しており、改革の深化を通じて解決する必要があることだ。そのカギとなるのが、中国経済成長に対する各方面の確信を安定させることである。そうしてこそ、民間投資の意欲を喚起し、経済成長の内生的原動力を再び引き出すことができる。今年第2四半期のGDP成長率6.7%は容易なことではない。下半期に経済成長の安定を保ち、より長い期間において改革の推進を実現するため、マクロ政策は中国の経済成長見通しに対する市場各方面の確信を引き続き高めることに力を入れるべきだ。

「北京週報日本語版」 2016年7月20日

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