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失敗の代名詞となったアベノミクス
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· 2016-04-07 · 北京週報 |
タグ: アベノミクス;日本経済;経済 | 印刷 |
構造改革を進めようとしない中で、「アベノミクス」は進む方向を失っているようだ。旧「3本の矢」が放たれた当初は、安倍政権や中央銀行には量的緩和規模拡大など政策選択の余地があった。では今はどうかというと、今年1月にマイナス金利政策という危ない手を打ってからは、日本の国民や企業はもう安倍政権に新たな期待を寄せなくなっている。
ヤフーニュースの意識調査によると、日本国民の目から見れば「アベノミクス」はもう失敗の代名詞となっている。17万人以上が回答したアンケートでは、60.9%が「アベノミクスは失敗している」と答え、わずか26.1%が「アベノミクスは成功している」と答えた。
「アベノミクス」が企業主導の好循環によって家庭の経済状況改善をもたらすことができていないため、消費者の信頼感が低下し続け、日本経済が苦境に陥るリスクを倍増させている。過度に通貨政策に依存し、財政回復と構造改革の面で微々たる進展しかあげていない「アベノミクス」は、予見可能な将来において日本経済の健全な成長を妨げるかもしれない。
「北京週報日本語版」2016年4月7日
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