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データで語る北京の大気質、2021年に初めて全面的に基準達成
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· 2022-05-13 · ソース:人民網 |
タグ: 大気;環境;文化 | 印刷 |
北京市生態環境局は11日、「2021年北京市生態環境状況報告」を発表した。同報告はデータにより、北京市の2021の生態環境状況の好転傾向を全面的に示した。2021年の北京市大気質は初めて全面的に基準を達成した。地表水の水質が持続的に改善され、土壌環境状況が良好を保ち、音環境の質が安定を保った。放射能環境質が正常を保ち、生態環境状況が持続的に好転した。GDP1万元当たりの二酸化炭素(CO2)排出量が全国の省・区・市レベルで最高水準を保った。
■大気質が初めて全面的に基準達成
21年の北京市の微小粒子状物質(PM2.5)の年平均濃度は1立方メートル当たり33マイクログラム、二酸化硫黄(SO2)は1立方メートル当たり3マイクログラム、二酸化窒素(NO2)は1立方メートル当たり26マイクログラム、粒子状物質(PM10)は1立方メートル当たり55マイクログラム。一方、一酸化炭素(CO)の濃度は1立方メートル当たり1.1ミリグラム、オゾン(O3)は1立方メートル当たり149マイクログラム。この6つの大気汚染物質濃度が初めて、すべて国家2級基準を達成した。
■5大水系の水質が大幅に改善
21年、北京市の地表水の水質が持続的に改善された。主要汚染指標の年平均濃度が下がり続け、市の管理断面の劣5類の水体が全面的に消滅した。集中型地表水飲用水水源地の水質が国家飲用水源水質基準を満たした。地下水の水質が安定を維持した。
21年、北京市は5大水系の主要本流・支流、重点湖沼、中・大型ダムで浮遊植物を116種、浮遊動物を195種、底生動物を207種、魚類を41種モニタリングした。中には、クロヒレヒガイやコウライハスなどの北京市2級水生野生保護動物が含まれた。
■生物多様性が豊富で、生態環境状況が良好
北京市は世界の生物多様性が最も豊富な大都市の一つだ。21年の北京市生物多様性調査では、65種の自然・半自然生態系・群系が実地で記録され、20−21年に計94種が記録された。段階的調査により、3702種の各生物種が実地で記録され、20−21年に計6283種が記録された。17種の北京新記録生物が実地で記録され、うち中国新記録は6種で、いずれも大型真菌。
豊富な生物多様性には、良好な生態環境が不可欠だ。21年の北京市生態環境質指数(EI)は70.8で、生態系の質と安定性が持続的に上がった。うち首都機能中核エリアのEIは前年比2.9%、中心市街地は同2.6%、平野部は同2.4%上がった。生態涵養エリアは優良の生態環境を保ち、EIが同1.1%上がった。これらのデータは、山間部、平野部、都市部の美しい自然風景が北京市民の生活に溶け込んでいるところに最も端的に現れている。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年5月12日
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