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LED植物工場を訪ねて、中国に最高レベルの農業ができた
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· 2019-07-05 · ソース:人民網 |
タグ: 農業;LED;文化 | 印刷 |
最高レベルというのは、これまで数千年にわたり、「天気次第」で自然循環に依存していた農業が、天気(太陽)ではなく人工光源を使用するようになったからだ。また土壌ではなく栄養液を使用し、制御可能な環境における効率的な生産を実現した。「これは真の破壊的技術だ」。
高効率生産といわれるが、どれほど効率的なのだろうか。楊氏によると、その単位面積あたり生産量は自然栽培の数十倍、さらには百倍にもなるが、水使用量は5%未満に過ぎない。植物工場は、施設内の高精度環境制御により農作物の一年中の連続生産を実現する高効率農業システムで、コンピュータにより植物の成長過程における温度・湿度・光・CO2濃度・栄養液などを自動制御できる。自然条件の制約を受けないまたはほとんど受けないため、砂漠・荒れ地・島・水面などの耕作が不可能な場所、及び都市部の高層ビルや一般的な住居、さらには宇宙環境でも農作物の生産ができ、人類の食の需要を絶えず満たすことができる。
2009年8月31日は、中国の植物工場発展の歴史的な一日だ。チームが北京中環易達と開発した中国内初のスマート型植物工場が長春農業博覧会に登場し、170万人以上の観客の興味を引いた。これは中国がスマート化植物工場技術を確立した世界少数の国になったことを示している。また中国の植物工場技術は、これより世界に進出した。光調合に基づく植物LED光源製品はすでに米国、日本、欧州などで販売されている。植物工場の製品はシンガポールなどに輸出されている。楊氏は「植物工場も今後、中国の名刺になれる」と自信を持って語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年7月5日
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