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故宮の院長を7年間務めた単霽翔氏の人気の秘密とは?
  ·   2019-04-09  ·  ソース:人民網
タグ: 故宮;文化財;文化
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「一般公開」の面では、単氏はよくデータを使って説明を行ってきた。例えば、186万2690点(セット)の文化財のうち国家トップレベルの貴重文化財は93.2%に達し、2018年の来場者は延べ1754万人、故宮博物院の公式サイトのアクセス数は延べ8億9100回、故宮文化財病院には科学研究実験室を23室設置し、ドキュメンタリー「故宮で文化財を修復する私」のコミュニティサイト・豆瓣における評価は9.4ポイント、一昨年の画像「紫禁城の初雪」の微博(ウェイボー)におけるクリック数は1425万回など、これらのデータを、単氏はスラスラとあげて見せた。

単氏は、「以前は展示する文化財が少ないほど安全で、文化財は倉庫にしまっておいたほうが安全と考えられていた。しかし、皆で共に保護し、監督して初めて安全な状態になる」と、一般公開したほうが、安全という見方を示す。

故宮に関する講演の中で、単氏は、「延禧宮にある西洋建築物『霊沼軒』は、北京で最も古いストップしたままの建物だ」や「石渠宝笈特展」開催中、長蛇の列を作っていた来場者全てが展示品を見ることができるようにと、夜間にインスタントラーメンを配り、「世界で初めてインスタントラーメンを配った博物館になった」と発言するなど、「名言」をいくつも生み出してきた。「まるで単流の落語のようだ」とコメントを寄せる人もいるほど。また、単氏はよく、「自分はネットに人気者に『させられた』」ともしばしば言っていた。

単氏は最近、取材に対して、「退任後は故宮のボランティアになりたい。その時は面接官にはお手柔らかにしてもらいたい」とユーモアを混ぜて話した。2020年には紫禁城が創建600周年を迎える。その時、単氏のような遊び心あるボランティアが、「名言」を生み出してくれることを多くの人が期待している。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年4月9日

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