ホーム >> 文化 >> 本文 |
科学技術革新大国に向かって邁進する
|
蘭辛珍 · 2016-08-24 |
タグ: 革新;科学技術;文化 | 印刷 |
今、中国は「第13次五カ年計画」(「十三五」)期にある。「十三五」は、「小康社会」(ややゆとりのある社会)を全面的に実現し、革新型国家の仲間入りする上での決戦段階であり、革新駆動型発展戦略の実施と科学技術体制改革の全面深化を実現する上での正念場でもある。中国政府は科学技術革新をかつてないほど重視している。7月20日、中国政府は「『十三五』科学技術革新計画」を決定し、主体の革新、拠点の革新、空間の革新、ネットワークの革新、ガバナンスの革新、環境の革新の6つの面から、国家革新体系を確立するよう要求した。計画は、科学技術進歩の貢献率を現在の55%から60%に引き上げる、知識集約型サービス業増加値のGDP比を現在の15.6%から20%にするなど、12項目の指標を打ち出した。これらの指標は、一国の科学技術力を判断する重要指標である。
「『十三五』科学技術革新計画」の目標は、中国が今後5年で世界が認める科学技術革新型国家の仲間入りをするべく努力していることを示している。
中国には、オリジナル革新能力の強化が必要、キーとなるコア技術が人的制限を受ける局面がまだ根本的に覆されていない、リーダー人材とハイテク人材がまだ不足している、産学研用の連携がうまくいっていないなど、解決が必要な問題がまだある。しかし、中国が今ほど科学技術革新型大国という目標に近づきつつあることはない。
「北京週報日本語版」2016年8月24日
前のページへ1 |
|