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中国語を学ぶ人が世界で増加 増える中国語クラス
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· 2016-05-09 · ソース:人民網 |
タグ: 中国語;孔子学院;文化 | 印刷 |
ロシアのモスクワ国立言語大学に設置されている孔子学院の中国側院長・王鳳氏は、取材に対して、「申込者がこれほど多いとは予想外。猫の手も借りたいほどだ。同学院がモスクワで実施した2016年度初の中国語検定・漢語水平考試(HSK)には、680人以上が申し込んだ。昨年、受験者が最も多かった回よりもさらに30%多かった」と語った。人民日報が報じた。
近年、中国とロシアの文化交流は急速に進展。2006年を「中国におけるロシア年」、07年を「ロシアにおける中国年」、09年を「中国におけるロシア語年」、10年を「ロシアにおける中国語年」、12年を「中国におけるロシア観光年」、13年を「ロシアにおける中国観光年」、14、15年を「青年友好交流年」と位置付けて、大々的なイベントが行われ、民間交流が急速に活発化した。両国の国民の心が通じ合うためには、「言語」の壁を乗り越えることが第一関門となる。中国の国家漢語国際推広領導小組(国家中国語国際普及指導班)弁公室が06年にロシア初の、中国語や中国文化の教育及び宣伝を行う公的機関・孔子学院を開設して以降、ロシアでは中国語ブームが巻き起こり、中国語を学ぶ人が日に日に増加している。
前出孔子学院のロシア側院長・セレズネフ氏は取材に対して、「中国語を学ぶ多くの学生の中で、一番印象深かったのが、もうすぐ50歳の主婦。彼女は、茶道や中国語が好きで、中国語と中国文化にも魅入られ、最初は初級クラスだったのが上級クラスまで学び、卒業する際にはプロの中国語翻訳家になっていた。中国語には不思議な魅力があり、一旦好きになるとやめられなくなる」と語る。 オーストラリアの首都キャンベラにある書店のショーウインドーには、中国語の教材が目立つところに並べられている。店員のジョンさんは取材に対して、「一番良く売れている本を目立つ位置に並べている。ショーウインドーに並べられている中国語の教材はとても人気があり、入荷してすぐに20冊以上売れた」と説明する。
近年、中国とオーストラリアの経済貿易や文化交流が日に日に盛んになるにつれ、オーストラリア人の中国を理解したいという願いも日に日に強くなっている。そして、中国語を学ぶことや中国文化への関心が高まっている。前出弁公室がオーストラリアでも孔子学院や孔子課堂を設置し、現地の人が中国語を学んだり、中国文化を理解するプラットホームとなっている。また、オーストラリア政府も一連の政策や対策を打ち出して、国民に中国語を学ぶよう積極的に奨励している。
中国に対する理解を深めたり、中国との政治、経済交流を促進しようと、米国も中国語教育を積極的に推進している。米国のオバマ大統領は、20年までに、中国語を学習する学生を100万人まで増やす計画を立てている。全米外国語教育協会の統計によると、現在、全米の小学校、中学校、高校計約4000校が中国語の授業を行っており、中国語は、スペイン語、フランス語に継いで学ぶ学生が多い言語になっている。
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