17時ごろ、200人以上の人がウルムチ市の人民広場に集まっていた。現地警察は突発事件緊急対応プランに基づいて相応の処置をとり、先頭に立って騒ぎを起こした人70人余りを現場から連行し、速やかに局面を沈静化した。その後、多くの人が解放南路、二道橋、山西巷など少数民族の集中居住地区に集まってきて、スローガンを高く叫び、現場の秩序が混乱に陥った。
19時30分ごろ、1000人以上の人が山西巷にある病院の前に集まってきた。
19時40分ごろ、300人以上の人が人民路、南門の周辺で道路を塞いだ。警察は即座にこれらの人を抑え込み、解散させた。
20時18分ごろ、暴徒は道路のガードレールをひっくり返したり、バスのガラス窓を打ち砕いたりして、暴力・破壊活動を始めた。
20時30分ごろ、暴徒は解放南路、竜泉街一帯で警察の車に放火したり、通行人を殴ったりし始めた。700から800人の暴徒が人民広場に集まってきた後、広場に沿って西門一帯に向かいながら暴力・破壊・略奪・放火・殺人を行った。
21時ごろ、約200人のウイグル族の若者が人民広場にある新疆ウイグル自治区常務委員会一帯でスローガンを高く叫びながら、常務委員会の敷地内に突入しようとした。事件発生後、事件処置指揮部は約1万人の警察を速やかに召集し、人民広場、南門、団結路、賽馬場、新華南路、新疆大学、紅雁池発電所へ赴かせた。
22時ごろ、大規模な暴力・破壊・略奪・放火・殺人活動を基本的に沈静化させた。暴徒は策略を変え、さまざまな方向からさまざまな暴力行動を取り始めた。指揮部も即座に対応を調整し、前線に力点を置き、分隊をつくって市街区に沿って暴徒を捜索、逮捕し、被害を受けた民衆を救出した。明け方になって事態は基本的に抑制された。
「北京週報日本語版」2009年7月9日 |