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JDS事業で訪日留学した中国行政官、北京で帰国報告

 

写真1:報告会の会場

日本政府が実施する「人材育成支援無償事業(JDS)」で訪日留学した中国の若手行政官の帰国報告会・歓迎会が4日午後、北京の在中国日本大使館で行われた。中国商務部国際経済関係司の楊鉄林・商務一等書記官、日本大使館の飯嶋威夫一等書記官、日本国際協力機構(JICA)中国事務所の周研所長代理らが出席し、あいさつを述べた。

報告会では、国際基督教大学(ICU)と国際大学に留学した計5人の帰国生が日本での体験や感想を思い思いに述べた。5人は「進んだ技術や美しい環境、人々のやさしさ、商業施設の行き届いたサービスなど学ぶべきところがたくさんある」と口をそろえ、「日本での経験を今後の仕事に生かし、中日交流をさらに促したい」と意気込みを語った。

うちICU(=東京都三鷹市)に留学した劉国棟さんの体験は一味違っていた。劉さんは妻を連れて訪日、昨年3月に東日本大震災を経験した。妊娠中だった劉さんの妻は恐怖心に加え、日本滞在に対する嫌気も差して、いったん帰国。しかし独りで日本に暮らす劉さんのことが気がかりで、日本での出産を決意した。やむを得ず決めた日本出産だったが、入院中は、留学生の日常事務を担当する日本国際協力センター(JICE)の職員や病院の看護師から温かい気配りを受け、家族そろって感動したという。日本への嫌悪感も自然となくなり、むしろ好感度が急上昇した。劉さんは「自分が再び日本に行くことはできなかったとしても、子どもには、生まれた場所とそこに暮らす人々を必ず見せてやりたい」と話した。

JDSは、日本政府が、被援助国の中央政府・地方政府に勤務する優秀な若手行政官に対し、日本留学の機会を提供する留学生受け入れ事業。日本の良き理解者として両国関係の強化に貢献する人材を育成するのが狙い。

中国では、在中国日本大使館、中国商務部、JICA中国事務所からなる運営委員会の主導で、JICEが実施している。2002年の事業開始から現在までに9期、計395人の留学生を送り出しており、今年の夏には第10期生が出発する。これまでに50の中央国家機関と30の省・市・自治区から公務員および事業機関の職員計396人を訪日留学生として受け入れ、優秀な行政管理者の育成や公務員の能力強化の面で顕著な成果を挙げており、中国の経済・社会発展や両国の相互交流に大きな役割を果たしている。

(編集YT)

「人民網日本語版」2012年7月6日

写真2:参加者の集合写真。前列5人が留学帰国生。

写真3:報告会後に開かれた歓迎会での記念撮影

 

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