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中日韓大学生による東京外大「関声」が「四種楽器」で合奏する「永南農楽」 |
中日国交正常化40周年を記念すべく、全日本中国留学人員友好聯誼会(略称:全日本学友会)が主催する「『世代友好(世代を超えた友好)』中日青少年友好交流文芸晩会(パーティー)」が9日夜、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で開催された。青少年およそ800人が訪れた。人民日報のウェブサイト「人民網」が伝えた。
パーティーは優美で軽やかな歌舞「節日歓歌」で幕を開けた。続いて筒石賢昭(たけし・けんしょう)東京学芸大学教授(音楽教育学)が、唐代に中国から日本へ伝来した和楽器・尺八による演奏「春の海」を披露し、青少年らは、いにしえの中日交流黎明期・唐代の繁栄を偲んだ。そして中国書道と「変臉(ビェンリェン:伝統劇の技のひとつ。顔の隈取りを一瞬のうちに変化させる)」の見事なコラボレーション、中国カンフーの精悍な実演などを鑑賞し、青少年らは中国の伝統文化の奥深さを実感。「世代友好」の4文字が、青少年らの共通の思いを代弁していた。
総合企画を担当した全日本学友会の徐桐・会長は、「中日国交正常化40周年という重要な節目の年に、青少年による民間交流の場を構築すると同時に、在日中国人留学生の意欲や向上心にあふれる姿を日本の皆様にアピールすることで、中国の伝統文化や現代の若者について理解を深めてもらうことを目指している」とパーティーの主旨を語った。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年5月11日 |