1956年10月8日、中国最初のロケット・ミサイル開発機構――国防部第五研究院が成立し、銭学森氏が院長に就任。
1958年4月、中国最初のロケット打ち上げセンターの建設が着工。
1964年7月19日、中国最初のモルモットを乗せた生物ロケットの打ち上げが安徽省広徳で成功。
1968年4月1日、中国航空宇宙医学工学研究院が成立し、宇宙飛行士の訓練と有人宇宙飛行医学の研究が始まる。
1970年4月24日、中国最初の人工衛星東方紅1号が運搬ロケット「長征」1号によって打ち上げられ、世界で5番目に衛星を打ち上げた国となった。
1975年11月26日、中国最初の回収式衛星の打ち上げに成功し、世界で衛星を回収できる3番目の国となった。
1979年、「遠望」1号宇宙測量船が完成し、使用に投入され、中国は世界で4番目の遠洋宇宙測量船をもつ国となった。
1984年4月8日、運搬ロケット「長征」3号による実験通信衛星東方紅2号の打ち上げに成功。これは中国の宇宙空間科学技術が応用段階に入ったことを示している。
1985年、中国は正式に「長征」シリーズのロケットを国際商業打ち上げ市場に入れることを発表した。
1990年4月7日、「長征」シリーズのロケットによって米国の開発した衛星「アジア1号」を打ち上げた。
1990年7月16日、クラスター型ロケット「長征」2号が西昌打ち上げセンターから打ち上げられた。
1992年、中国は有人宇宙船を国家計画に入れ、「神舟」号宇宙船有人宇宙飛行プロジェクトと名づけた。
1999年11月20日、(「長征」シリーズ新型ロケットを使って「神舟」1号無人実験宇宙船を酒泉打ち上げセンターから打ち上げ、翌日、回収に成功した。
2001年1月10日、「神舟2号」無人宇宙船が打ち上げられ、回収カプセルは軌道を7日飛行して地球に回収された。
2002年3月25日、「神舟3号」無人宇宙船がクラスター型ロケット「長征」2号によって打ち上げられ、4月1日、内蒙古自治区中部地区に回収された。
2002年12月30日、「神舟4号」無人宇宙船が打ち上げられ、地球を108回回って、2003年1月5日、内蒙古自治区中部地区に回収された。
2003年2月15日、「神舟5号」有人宇宙船の打ち上げに成功。
2004年2月25日、国家宇宙局欒傑任局長を総指揮者とする「嫦娥プロジェクト」と命名された月探査プロジェクトが始動し、月周回探査衛星「嫦娥」1号が2007年に打ち上げられることになった。
2005年10月17日、「神舟6号」の帰還モジュールが内蒙古自治区にある着陸場に無事着地した。
2007年10月24日、中国初の月探査衛星 「嫦娥一号」は西昌衛星打ち上げセンターで成功裏に打ち上げられた。打ち上げ後、正常に軌道入りした。
2008年9月25日、有人宇宙船「神舟7号」は酒泉衛星発射センターから打ち上げられ、予定軌道に入り、宇宙飛行を開始した。
2010年10月1日、西昌衛星発射センターで中国2番目の月探査衛星「嫦娥2号」の打ち上げに成功した。
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