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共和国の普通人
あるドライバーの目─南寧市街の変遷を見つづけて

 

南寧市に生まれ、16歳のときに空軍の兵隊となった黄平さん(55歳)は、その後、文化大革命の時期に農村へ行き労働に従事したあと、80年代に南寧市の共産党機関の専属ドライバーとなる。軍隊時代に運転免許を取得した黄さんだが、「7、80年代にはまだ乗用車よりも大型トラックを運転する機会が多かった」という。「当時は道路を行き交う乗用車のほとんどが企業や機関の所有するもの」であった。だが、21世紀に入り、04年からアセアン博覧会が開催されるとの決定を受け、03年ごろから急激にマイカーを持つ人が増え、「今では日に200台ぐらいは増えているのではないか」と黄さんは言う。

市内の建物も大きく様変わりした。「60年代には市内で最も高い建物は、1953年に消防施設として建てられた高さ29.4mの望火楼だった」という。資料によると、当時の恋人同士の間では、デートの待ち合わせ場所として「望火楼の下で会いましょう」の合言葉が流行していたという。その後、高層ビルが続々と建てられたため、消防施設としての機能を失い、1988年に使用停止となり、01年に南寧市の保護文化財となった。そして、今や、南寧市で最も高い建物は2005年に建てられた高さ276mの地王大廈となった。

60年代には南寧市で最も高かった望火楼だが、今は周囲を集合住宅に囲まれ、歴史の遺物となった。

いま、市内で最も高い地王大廈(左手前)は南寧市初の本格的ビジネスビルだ(写真・繆暁陽)

 

 

「北京週報日本語版」 2009年9月

 

 

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