中国外交部（外務省）の劉勁松アジア司（局）長と日本外務省の鯰博行アジア大洋州局長は20日、広東省広州市で中日外務省アジア局長協議を行った。外交部ウェブサイトが伝えた。

双方は、中日関係や関心を共有する問題について意見交換を行った。福島原発汚染水の海洋放出問題の解決について、建設的姿勢に基づき、協議と交渉を通じて適切なアプローチを見出すという昨年11月のサンフランシスコでの中日首脳会談における重要な共通認識に基づき、過去数回の協議を踏まえて踏み込んだ話し合いを持った。劉司長は、台湾問題などについても中国側の深刻な懸念と厳正な立場を伝えた。双方は、意思疎通を継続することで一致した。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年3月22日