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対話とウィンウィンこそが歩むべき正しい道
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· 2021-03-22 · ソース:北京週報 |
タグ: 中米関係;戦略対話;政治 | 印刷 |
現地時間3月18日から19日にかけて、アメリカのアラスカ州アンカレジで世界が注目する中米ハイレベル戦略対話が開催された。これは時にかなった有益な対話で、率直かつ踏み込んだ建設的な意思疎通でもあり、両国の相互理解を深めた。双方には一部の問題でなおも大きな相違があるが、共にこのようなハイレベルの戦略的意思疎通を続け、互恵協力を行い、誤解と判断の誤りを防ぎ、衝突と対立を避け、中米関係の健全で安定的な発展を推し進めることを望んでいる。
中米関係は疑いなく今日の世界における最も重要な二国間関係の一つだ。今年の2月11日、習近平国家主席はバイデン大統領と電話会談を行い、双方が意思疎通を強化し、相違を管理・コントロールし、協力を拡大することで同意し、今後一定期間の中米関係発展のために進むべき方向を明示した。この度のアンカレジ対話はまさしく両国首脳の電話会談によるコンセンサスを着実に実行した重要な措置であり、中国側がはるばる遠い厳寒の地まで赴いたことは、中米関係という大局を維持する誠意と建設的姿勢を充分に表している。
対話は間違いなく対立よりも好ましい。この度の対話で、双方はそれぞれの内政および対外政策、中米関係、共に関心を寄せる重要な国際地域問題について、率直で踏み込んだ、長時間に渡る建設的な意思疎通を行い、一部の具体的分野で協力または協調を強化する意志を表明した。例えば、双方は共に気候変動の分野で対話と協力を強化することに注力し、中米気候変動共同作業チームを立ち上げる。また、対等・互恵の精神に則って双方の外交機関およびその人員の活動の円滑化、メディア記者に関する問題で協議を進めていく。この度の対話は相互尊重を基礎とする意思疎通と対話が双方の信頼強化と疑念払拭、相違の適切な管理・コントロール、互恵協力の後押しにプラスとなることを再度実証した。
中国の発展の根本的な目的は、中国人民が良い暮らしを送れるようにすることであると同時に、自らの発展を通じて全人類の発展と進歩に貢献することだ。協力・ウィンウィンは終始一貫して中国の発展の重要な原則であり、中国の対外交流における黄金則だ。中国はアメリカの政治制度に干渉する意図はなく、アメリカの地位と影響力に挑み、取って代わる意図もない。アメリカ側も中国の政治制度と発展の道、中国側の一連の重要な政策方針、世界に対する中国の影響力を正確に見据えるべきだ。同時に、アメリカ側は中国側の主権、安全保障など核心的関心事項を尊重し、台湾地区、香港地区および新疆維吾爾(ウイグル)自治区にまつわる件で内政干渉を止めるべきだ。この度の対話で、アメリカ側は台湾地区に関する問題で「一つの中国」原則を堅持すると重ねて表明し、世界に向けて正しいシグナルを発した。
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