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感染症に関する10の疑問 米国政府は責任をもって答える義務がある
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· 2020-05-02 · ソース:人民網 |
タグ: 新型肺炎;米国;政治 | 印刷 |
米国は1月20日に新型コロナウイルス感染による肺炎の最初の患者が出てから、まもなく100日になる。その間に患者は100万人を突破し、死者は6万人を超えた。感染発生後の米国政府の対応は力不足で、責任逃れをしており、外部ではさまざまな疑問の声が上がる。感染症をめぐる次の10の疑問に対し、米国政府は責任をもってはっきりと答える義務がある。
疑問1:鳥インフルエンザウイルスの改造を昨年突然再開したのはなぜか?
昨年2月、米科学誌「サイエンス」のウェブ版が、かつて大きな論争を巻き起こした鳥インフルエンザウイルスの改造実験を米政府機関が「密かに」認可し、この「危険」とされる実験が数年間の禁止期間の後、迅速に再開されることになったと伝えた。米国はなぜ4年に及ぶ一時停止の後にまたこのような危険な実験を再開するのか。
疑問2:米軍の生物実験室が一度閉鎖された。その真相は?
生物兵器防衛に取り組むサイト「バイオディフェンス」はこのほど、米メリーランド州フォート・デトリックにある米陸軍感染症医学研究所(USAMRIID)が全面的に業務を再開したことを伝えた。昨年7月、米疾病予防管理センター(CDC)はUSAMRIIDに正式に「業務停止令」を出し、「特定のバイオ製剤と毒素」の研究を停止するよう要請した。USAMRIIDの謎に包まれた閉鎖と性急な再開が注目を集める。
疑問3:昨年の伝染病シミュレーションが今年は現実になった。本当にただの偶然か?
今年3月に米紙「ニューヨーク・タイムズ」が明らかにした米国政府の秘密文書によると、2019年1月から8月にかけて、米保健福祉省(HHS)はコードネームを「赤色感染」(Crimson Contagion)とするシミュレーションを実施し、中国でウイルスが発生したと想定した演習を行った。19年10月には、米国の複数の機関がコードネーム「イベント 201」(Event 201)のパンデミックのシミュレーションを行った。CAPという名前のコロナウイルスを仮定し、重症急性呼吸器症候群(SARS)よりも致死率が高く、風邪のように伝染しやすいが、ワクチンは未開発で、感染が急速に拡大してパンデミックになったとの想定で演習を行った。これはただの偶然か。
疑問4:感染症大流行を前もって予測しながら警告を無視したのはなぜか?
米ABC放送が今年4月の報道によると、2019年11月下旬の段階で、米情報官は国防情報局、国防総省、ホワイトハウスにたびたび警告を発し、感染症が中国の武漢エリアで拡大していると伝えた。米軍傘下の国立医療情報センター(NCMI)も昨年11月にウイルス大流行の状況を詳しく記した報告を作成した。米政府はなぜ3月13日になるまで「国家非常事態」を宣言しなかったのか。
疑問5:どれくらいのインフルエンザ患者が本当は新型肺炎患者なのか?
CDCが2月末に発表した報告では、今年冬のインフルエンザ流行期間には少なくとも3200万人がインフルエンザにかかると予想していた。3月11日に米下院で、CDCのロバート・レッドフィールド所長は、「米国では、確かに一部の『インフルエンザによる死者』が実際に感染していたのは新型コロナウイルスである可能性がある」と認めた。
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