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手を携えて新型肺炎と戦う中日韓 3カ国の運命は共にある
王俊生  ·   2020-03-04  ·  ソース:北京週報
タグ: 新型肺炎;中日韓;政治
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3月2日、重慶市渝北区の某企業にて、医療用N95マスクの生産包装ラインで作業を行う従業員(写真=新華社提供)

2020年開始早々、新型コロナウイルスによる肺炎が中国で勃発した。中国は制度の強みを発揮し、国の総力を挙げて、最も全面的で、最も厳格な予防・コントロール措置を取り、感染拡大を防いでいる。目下、中国国内における感染状況の抑え込みは効果が現れ始めている。しかし不幸なことに、世界において事態は深刻化する勢いをみせており、日本と韓国の感染状況はとりわけ厳しい。 

経済のグローバル化と人口のハイスピードな流動が進む地球において、人類が日増しに運命共同体となっていることは疑いのない事実だ。新型肺炎の感染拡大に直面して、中日韓3カ国が運命を共にすることは、運命共同体の意識を示し出した。

2月20日、韓国の文在寅大統領は習近平国家主席との電話会談でお見舞いの意と支持を表明し、「中国の困難はわれわれの困難だ」と明確に述べた。同日、新任の姜承錫韓国駐武漢総領事は「逆行」して武漢へ赴き、着任した。支援物資の寄贈に際して山川異域、風月同天山河は違えども自然の風物は繋がっているとの漢詩を添えた日本の行動も数多くの中国の人々を感動させた。1月27日、王毅外交部長と茂木敏外務大臣との電話会談において、茂木外相は「困難に遭った時に全力で助け合う友こそが真の友だ」と述べた。日本の数多くの一般庶民もさまざまな方法を通じて中国の新型肺炎との戦いをサポートしている。最近、日韓両国で新型肺炎が勃発したのち、中国側は心からのお見舞いの意を表明し、自国で新型肺炎と戦うのと同時に、日韓に対して力の限り支援を行い、両国を含む国際社会とデータや経験を共有し、協力を強化し、力を合わせて困難に立ち向かっている。

この度の事態はまるで鏡のように、中日韓3カ国による運命共同体の構築の可能性を映し出している。運命共同体とはまず利益共同体であり、経済共同体、安全共同体、社会文化共同体などを含む。中日韓3カ国の貿易額は1999年の1300億ドルから2018年の7200億ドル以上に増え、既に経済利益共同体となっている。長きに渡る隣国としての交流の中で、中日韓3カ国は東アジアの儒教文化も共に形成してきた。この度の事態からみて、中日韓3カ国はこれまでにない新たな安全分野においても事実上の運命共同体だ。現在、感染状況は依然として深刻で、中日韓3カ国は互いに助け合い、手を携えて新型肺炎と戦い、運命を共にして事態に当たるべきだ。

第一に、ウイルス研究と新型肺炎の防止・コントロールのデータ・経験の共有を強化する。事態発生後、中国はいち早くウイルス株を分離・同定して世界保健機関(WHO)に報告し、世界各国の診断技術の速やかな推進と医薬品・ワクチン開発のために基礎を打ち固めた。しかし、新型コロナウイルスの感染源、中間宿主、伝染性などまだ分かっていないことが数多く存在し、ワクチン研究も初期段階にある。中日韓3カ国の衛生部門と科学研究機関はしかるべきメカニズムを創設し、新型肺炎のデータと科学研究の進展を共有し、事態の防止・コントロール経験の交流・相互参考を展開し得る。

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