９、香港特別行政区の情勢

９月９日、記者会見で関連状況を説明する香港特別行政区政府警務処警察公共関係科の謝振中総警司

６月以降、香港特別行政区では「逃亡犯条例」改正にまつわる混乱が起きている。６月１５日、香港特別行政区政府は法案改正の一時停止を発表したが、外部勢力の支援のもと、抗議活動は過激さを増している。 

１１月１４日、習近平国家主席はブラジルで第１１回ＢＲＩＣＳ首脳会議に出席した際、「暴力と混乱の制止、秩序の回復が現在の香港にとって最も差し迫った任務だ」との中国政府の厳正な立場を表明した。 

１２月１６日、習主席は報告のために北京を訪れた香港特別行政区の林鄭月娥行政長官と会見した際、「中国政府の国家の主権・安全・発展上の利益を守る決意は確固不動たるものであり、『一国二制度』の方針を貫徹する決意は確固不動たるものであり、香港の事へのいかなる外部勢力による干渉にも反対する決意は確固不動たるものである」とさらに強調した。