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貿易戦争「停戦」 中米関係は低調期から抜け出せるか
安剛  ·   2018-12-05
タグ: 中米貿易;中米関係;政治
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現地時間12月1日、習近平国家主席はアルゼンチンのブエノスアイレスでトランプ大統領と夕食を共にし、会談を行った。(撮影・新華社の李学仁記者)

アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれた第13回主要20カ国・地域(G20)サミット後に行われた中米元首の晩餐会と会談が終了し、双方とも会談が成功を収めたと発表した。 

王毅国務委員兼外交部長および中国側の経済貿易チームの責任者は、双方は追加関税拡大などの貿易制限措置の停止を決定し、これには相手国に対する現行の関税率を再び引き上げないこと、またその他の商品に対して新たな追加関税措置を発動しないことが含まれると説明した。 

ホワイトハウスは、トランプ大統領は2019年1月1日から2000億ドル分の輸入商品に対する追加関税の幅を10%以内に留めることに同意し、中国側も米国から農産物、エネルギー、工業製品などを購入し両国の貿易不均衡問題を緩和させることに同意したと発表した。 

過ぎ去りつつある2018年の長い期間の中で、中米間で次第に白熱した経済貿易摩擦は世界レベルの現象となり、両国関係の核心的なアジェンダを占めただけではなく、国際社会のグローバル経済の回復と成長を維持するという自信にも重大な打撃を与えた。 

中国の経済成長鈍化のプレッシャーが強まり、米国経済も日増しに衰退に向かう兆候を見せている状況の中で、このように熾烈な貿易摩擦が長期にわたり続くと双方や周りを傷付けるだけであり、中国政府とトランプ政権が接触を続けると同時に、米国のウォール街と商工業・農業界は停戦を呼びかけ始めた。 

この「貿易戦争」は非常に不幸なことに米国の中間選挙の年に始まり、貿易上の問題だけではなく、中米両国の相手国に対する戦略上の判断にまで影響し、ネガティブな影響は政治、軍事、安全保障、人文などの分野にすぐに広がった。中国側は米国が対中戦略への調整を加速させ、全面的に中国が台頭する勢いを抑え込むのだと疑い、米国は中国が米国の大豆農家に対する報復の機会に乗じて米国の内政に干渉していると非難した。

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