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日増しに深まる中国とアフリカのインフラ協力
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· 2018-08-27 |
タグ: アフリカ;インフラ;政治 | 印刷 |
中国とアフリカのインフラ協力は近年日増しに深まり、協力分野を拡大し続けている。重要なインフラ整備事業の数々が重要な進展を得て、アフリカ諸国の民生改善と経済発展のために強固な基礎を築いた。
エチオピアの高原では、全て中国の標準と装備を採用して建設された「鋼鉄の巨竜」が前進している。エチオピアとジブチを結ぶアディスアベバ・ジブチ鉄道だ。同鉄道の一端に位置するエチオピアの首都アディスアベバは、中国企業が建設・運営する現代的都市ライトレール2本によって東アフリカ初の都市鉄道を持つ都市となり、市民生活が一層便利になった。2015年後半の開通から今年5月31日まで、同ライトレールは985日間・累計23万便が安全に運行し、運営距離は584万2000キロに達し、計延べ1億2900万人(1日平均延べ10万4500人、最多で18万5000人)を輸送した。
モンバサ・ナイロビ鉄道は「一帯一路」建設と中国アフリカ「10大協力計画」の重点事業だ。ケニア独立以来最大のインフラ事業である同鉄道は現地に4万6000人以上の雇用を創出した。
鉄道、工業団地、経済特区などインフラ事業多数が現在一段と力を入れて進められている、またはすでに運営を始めている。多くの事業がアフリカのインフラ面の弱点を補っている。中国企業の建造する鉄道、道路、埠頭の1つ1つによって、生活や人生が変わるアフリカ人が増えている。
ナミビアのガインゴブ大統領は「中国側の支援の下、アフリカ諸国のインフラ整備は勢いよく発展している。アフリカの土地に足を踏みいれば多くの中国企業の投資事業を目にするだろう。彼らはアフリカ諸国の道路、鉄道、空港、港湾建設を手助けしている」と語った。
カルマ水力発電所は中国とウガンダの経済協力の模範だ。同事業は全従業員の87%に当たる6000人を現地雇用している。完成すると毎年40億kWh発電し、ウガンダに2億ドル以上の収入をもたらす。
ルワンダは山地が多く、道路建設は非常に困難だ。首都キガリ以外の地域では道路の多くが両側二車線で、険しい山道が物資と人員の輸送を阻んでいる。中国路橋公司は現在、東部州とタンザニア及びウガンダを結ぶ道路の改修事業を請け負っている。工事が完了すると、ルワンダと東アフリカ諸国との貿易・運輸圧力が大幅に緩和され、現地経済が活性化し、「アフリカの心臓」としてのルワンダの地理的強みが真に発揮される。
ルワンダのカガメ大統領は「中国の支援の下、将来はさらに多くの道路がルワンダに通じ、交通動脈の1本1本が移動のボトルネックを突破するだろう」と語った。
今年9月に開催される中国アフリカ協力フォーラム北京サミットは今後3年間及び一定期間の中国アフリカ協力の優先分野と重点方向について計画をまとめる。中心となるのはアフリカの民生と雇用に関わる分野、アフリカ経済の構造転換と高度化に必要な分野だ。インフラ整備が発展戦略の連携、より緊密な中国アフリカ運命共同体の構築に重要な役割を発揮していることは間違いない。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年8月27日
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