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馬朝旭国連大使がアフリカの平和維持強化に4つの主張
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· 2018-11-23 · ソース: |
タグ: アフリカ;国連;政治 | 印刷 |
国連安保理は現地時間20日、公開討論「アフリカの平和と安全:アフリカ平和維持活動の強化」を開いた。今月の輪番議長国である中国が開催を提案し、馬朝旭国連大使が議長を務めた。中国新聞網が伝えた。
馬大使は「中国は今回、国際社会がアフリカの平和・安全事業への関心と取り組みを強化する後押しをし、アフリカ連合(AU)及びアフリカ諸国による平和・安全能力の強化をしっかりと支援することを旨として、アフリカ平和維持活動公開討論の開催を提案した」と述べ、4つの必要性を主張した。
(1)国連によるアフリカでの平和維持の努力を強化する必要がある。アフリカは国連平和維持活動(PKO)の重点だ。アフリカでのPKOは国連憲章の趣旨と原則を堅持し、当事国の主権を尊重するべきだ。安保理と事務局は当事国の実際のニーズ、安全環境、任務目標など各方面の要素を総合的に考慮し、平和維持特派団の権限を的確に計画し、各段階の優先的任務と取り組みの重点を調整するべきだ。
(2)国連とAU平和・安全保障委員会、国連事務局とAU委員会との間で、意思疎通と調整をさらに強化すべきだ。中国側はアフリカ諸国がアフリカの問題をアフリカの方法で自ら解決し、アフリカの問題において主導的役割を果すことを断固として支持する。
(3)PKOとアフリカの自主的な平和プロセス及び平和行動との協調を強化する必要がある。中国側は国連がAUの自主的な平和行動に持続可能、予測可能な財政支援を行い、AUの自主的な平和行動任務の計画・資金調達・任務維持・管理能力の向上を手助けし、AUの常備軍・即応部隊・早期警戒メカニズムの整備加速に助力するとともに、軍事技術分野の協力を強化し、軍事育成の規模を拡大することを支持する。
(4)アフリカへの軍事部隊派遣国の平和維持能力強化を支援する必要がある。現在、PKOの主要軍事部隊派遣国20カ国の半数以上はアフリカの国々だ。改革によってPKOの実効性を強化する必要がある。
馬大使は「中国は常に、平和と安寧、繁栄と発展を追求するアフリカの国々と人々の努力を支持し、アフリカでのPKOに積極的に参加している。中国側は引き続きアフリカが平和維持能力を整備し、地域の紛争問題を早期に解決し、アフリカ大陸の平和・安定・発展を実現することを支持し、より緊密な中国アフリカ運命共同体を手を携えて構築する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年11月22日
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