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包摂性と普遍的恩恵を堅持し、各国の人々を幸福に
  ·   2018-07-30
タグ: BRICS;経済グローバル化;政治
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発展の最終目的は人々に幸福をもたらすことだ。経済グローバル化をより開放的、包摂的で、普遍的恩恵があり、均衡が取れた、ウィンウィンの方向へと導いていって初めて、様々な国や階層の人々に幸福をもたらすことができる。

「包摂性と普遍的恩恵を堅持し、各国の人々に幸福をもたらす」。南アフリカ・ヨハネスブルクで行われたBRICSビジネスフォーラムで、習近平主席は明確にこう主張し、現在世界に見られる発展不均衡・不十分の問題を解決するために中国のプランを提供し、BRICSが持続可能な発展を実現し、より大きな役割を果たすために具体的な道筋を示した。

今日の世界は、物質・技術レベルがすでに古代の人々が想像もできないほど発展しているが、発展不均衡・不十分の問題は依然として普遍的に存在し、各国が直面する共通の課題となっている。新興市場国・発展途上国と先進国との南北格差が依然として顕著である一方、各国内部にも程度は違うものの発展格差が存在する。

いかにして発展不均衡・不十分の問題を解決し、持続可能な発展を実現するのか?2015年国連開発サミットで採択された持続可能な開発のための2030アジェンダは、国際社会に総合的なアクションプランを提供した。BRICSとしては、自国の国情に立脚し、2030アジェンダを自国の発展戦略としっかりリンクさせ、人が中心であることを堅持し、経済・社会・環境の発展を統一的に計画し、人々の獲得感・幸福感を絶えず高めていく必要がある。また、人と自然との調和的共生を堅持し、国際社会が全面的に「パリ協定」を実施するよう促し、自然を大切にするグリーン発展の環境体系の構築を加速する必要がある。さらに、国際発展協力を積極的に推進し、先進国が公的発展援助の約束を履行し、発展途上国への支援を増やすよう促す必要がある。こうすることで、我々は発展の質と効果・利益を向上するために新たな空間を創出し、相互促進を実現することができる。

BRICSメカニズムは立ち上がった当初から、開放的で包摂的な路線を歩むという正しい方向性を共に確定していた。習近平主席は7月26日、ヨハネスブルクで開かれたBRICS首脳会議の拡大会合で次のように強調した。厦門(アモイ)会議では「BRICS+」協力理念を確立した。その重要な意義は、5カ国の団結と協力の核を絶えず強化し、BRICSの求心力と結束力を高めると同時に、BRICSの「友達の輪」を引き続き拡大し、多くの新興市場国・発展途上国と共に共同発展・繁栄を実現することにあった。今回のヨハネスブルク会議は厦門会議の協力モデルを踏襲し、多くのアフリカ諸国を対話会に招待し、BRICSとアフリカ諸国との連携を強化した。「BRICS+」を通じて対アフリカ協力を強化し、アフリカの発展を支援することは、BRICSとアフリカの協力を南南協力の手本にするに違いない。さらに大きな視野に立つと、国連やG20などの枠組み内で「BRICS+」協力を広げ、新興市場国・発展途上国の共通利益と発展空間を拡大し、広範なパートナーシップを構築していけば、我々はより良く各国の人々に幸福をもたらし、世界の平和と発展に貢献することができるだろう。

「北京週報日本語版」2018年7月30日

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