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共通意志を守る
周葉中  ·   2018-03-12
タグ: 全人代;憲法;政治
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第13期全人代第1回会議は、憲法改正案を表決・可決した。憲法改正案の可決は、党の「十九大(中国共産党第19回全国代表大会)精神」に基づき、中国の特色ある社会主義が新時代に入ったという時代のテーマに適応していることを体現し、党の主張、国の意志、人民の願いの有機的統一に役立ち、憲法の時代と共に前進する精神を体現し、全国各民族人民の心からの支持を得ており、憲法の権威と憲法の尊厳は憲法改正の過程でよりいっそう擁護され、強化された。  

今回の憲法改正は党の「十九大精神」を体現しており、習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想を憲法に記載して、憲法の一基本原則とし、中華民族の偉大な復興を実現する共通思想基盤を堅固なものとした。同時に、党の「十九大精神」に基づき、実践の中で形成された理論革新、制度革新、実践革新を憲法に記載し、国家ガバナンス体系とガバナンス能力現代化を推進する制度基盤を付き固めた。憲法改正を通じて、中国の憲法の科学性と厳密性がいっそう向上し、憲法の権威を擁護し憲法の尊厳を守るための前提が定まった。 

中国共産党の指導は中国の特色ある社会主義の最も本質的な特徴である。憲法の生命は実施にあり、憲法の権威も実施にある。憲法の尊厳を守るには、中国共産党がまず率先して憲法を尊び、執行して、憲法が国の政治生活と公民の生活において実質的効果を発揮できるようにする必要がある。いかなる組織・個人も、憲法・法律を超越した特権を有することはできない。憲法・法律に違反する一切の行為は、すべて厳粛に追究され、厳重に処罰されなければならない。同時に、憲法監督制度構築を強化し、合憲性審査と届出審査体制・メカニズムを推進し、国の各事業と各活動を全面的に法に基づく国家統治、憲法に基づく国家統治の軌道に乗せる必要がある。

(周葉中 武漢大学副校長、中国憲法学研究会副会長)

「北京週報日本語版」2018年3月12日

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