両国元首は中米外交安全保障対話、全面的経済対話、社会・人文対話、法執行・サイバーセキュリティ対話という４つのハイレベル対話メカニズムの双方のリーダーからの報告を聴取し、中米各分野交流協力の深化について指導意見を述べた。 

会談中、両国元首は中米２国間、地域、世界レベルでの協力強化について多くの重要な成果を上げ、共通認識に達した。双方は次の点に同意した。経済・貿易、投資、エネルギーなどの分野における協力を拡大し、中米経済協力のパイを大きくすることで両国の経済関係が急速に発展する過程で生まれた問題と対立を解決していく。引き続きサイバーセキュリティ、逃亡犯追跡逮捕・不法取得資産追及、不法移民の送還、麻薬対策などの分野における協力を強化していく。共に中米の双方向留学促進に力を注ぎ、教育、科学技術、文化、医療衛生などの分野における協力を推進していく。 

双方は次の点を重ねて言明した。アジア太平洋地域の平和、安定、繁栄の促進に力を注ぐ。国際核不拡散体系を守るために努力し、朝鮮半島非核化目標の実現に努める。また、両国が朝鮮半島核問題の対話と交渉による最終解決について共通の目標を持ち、双方が半島の平和と安定を守るために努力することを強調した。 

会談後、両国元首は共にエネルギー、製造業、農業、航空、電気、自動車などの分野のビジネス契約や双方向投資に関する覚書の調印を見届けた。トランプ大統領の訪中期間中、両国が調印したビジネス契約と双方向投資に関する覚書の総額は２５００億ドルを超えた。