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BRICSの第2の「黄金の10年」を開く
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· 2017-08-31 |
タグ: BRICS;厦門(アモイ);政治 | 印刷 |
過去10年でBRICSはコンセプトから実際に運用される国際体制へと変わり、世界経済成長を先導する「機関車」、国際社会の重要なパワーとなった。人民日報海外版が伝えた。
厦門(アモイ)でのBRICS首脳会議は「BRICSパートナーシップを深化し、さらに明るい未来を切り開く」をテーマに、実務協力、グローバル・ガバナンス、人的・文化的交流、制度建設の4大議題をめぐりビジョンを描く。議長国である中国は各国と共にBRICS協力の第2の「黄金の10年」を開く。
■10年間のめざましい成果
2006年の第1回BRICS外相会議でBRICS協力の幕を開けてから、2009年の第1回BRICS首脳会議、そして近く開かれる厦門会議へと、BRICS協力はすでに10年間歩んできた。
10年間の協力で、BRICSは経済・貿易、金融、農業、教育、科学技術、文化、シンクタンクなどの分野で60余りの協力制度を設け、重要な影響力を持つ国際体制へと発展した。重大な国際問題、地域の紛争問題において、BRICSは共通の立場を表明し、政治・外交ルートを通じた紛争の平和的解決を主張した。国際経済、金融体制改革の問題で、先進国による世界経済ガバナンス独占を打破し、国際金融体制における発展途上国の発言力を強化した……
BRICS協力体制において、中国は一貫して他のBRICS各国との協力強化を重視してきた。ブラジル中国問題研究センター長のロニー・リンス氏は「中国はますます重要な役割を発揮している。中国は優先的に考慮すべき問題に共に注目するよう各国を誘導し、より幅広い分野での合意形成を後押しすることができる」と指摘する。
■「中国年」に「コミュニティ」を拡大
上海臨港工業団地では、150万平方メートルの屋根が100メガワットの太陽光発電所へと変わる。今年7月、第1期工事の13メガワットのソーラーパネルが設置された。テスト・調整後、直ちに稼働できる。中国がBRICS新開発銀行を利用した初の融資事業であり、BRICS新開発銀行の調印した初の事業でもある。
7月2日、新開発銀行は今後5年間の全体戦略を公表。次の段階の業務の重点を持続可能な開発の分野に置き、引き続きBRICSのクリーンエネルギー及びインフラ整備に資金を提供することを明確にした。
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