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「中国のリズム」が世界を先導
  ·   2017-05-03  ·  ソース:
タグ: 一帯一路;中国外交;政治
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「一帯一路」(the belt and road)国際協力サミットフォーラムが5月中旬に北京で開催される。2014年のAPEC北京サミット、2016年のG20杭州サミットに続く、中国の重大かつ盛大なホームグラウンド外交だ。APECの地域経済統合への注目から、G20のグローバル・ガバナンスの高度化、そして「一帯一路」による世界のウィンウィンの発展の先導へ。3つの盛大な会議は3段の階段を上るように、国際構造における中国の発言権の高まりを示した。(文:賈晋京・中国人民大学重陽金融研究院首席研究員。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

世界経済の発展には国際協力体制による先導が必要であり、地域経済・貿易協定、地域グループ化、及びブレトン・ウッズ体制やG20など国際協力体制はいずれも世界経済の前進の方向を導くものだ。そして現在、世界経済には新たな変化が多く出現している。新興国と途上国の割合が急速に高まり、ユーラシア大陸は世界の生産と消費の主要動力源となり、世界の発展は新たな理念と方式による国際協力体制の構築を差し迫って必要としている。国際構造における中国の発言権の高まりは、まさにこうした差し迫った必要に応えるものだ。

2014年のAPEC北京サミットによって、「中国の夢」は世界と連結した。アジア太平洋地域は長年の急速な発展を経て、世界で最も活力ある地域となった。そして2014年に「10兆ドルエコノミー」の列に加わった中国は、この地域において最も活力ある市場だ。中国主催の2014年APEC北京サミットの意義は、まさに「中国の夢」を「アジア太平洋の夢」と連結し、共同発展を実現することにある。その成果である「北京綱領」はアジア太平洋自由貿易圏とインフラ・コネクティビティのビジョンを描いた。今日見ると、「中国の夢」と「アジア太平洋の夢」の連結は、まさに中国が世界経済への貢献から世界のアジェンダへの貢献へと上る階段だった。  

2016年のG20杭州サミットによって、「中国の構想」は世界を後押しした。サミット開催時、世界は経済回復力の欠乏、深いレベルの矛盾の顕在化、新たな構造的問題の相次ぐ出現という複雑な局面に直面し、世界経済とグローバル・ガバナンスも転換点を迎えており、いかにして各国の政策を効果的に調整し、新たな成長の原動力を見出すか、世界の目はいずれも中国に向けられていた。世界経済にとって、杭州サミットは新旧原動力転換の節目だった。そして「革新的で、活力ある、連動した、包摂的な世界経済の構築」という言葉に込められた一連の「中国の構想」は、安定成長から発展促進へのグローバル・ガバナンスの転換、危機対処体制から長期有効なガバナンスへのG20の転換を後押しした。G20杭州サミットによって中国は、グローバル・ガバナンスに推進的構想を提供する新たな階段を上った。

そして2017年の「一帯一路」国際協力サミットフォーラムによって、「中国のリズム」が世界をリードすることになる。「一帯一路」イニシアティブは、世界の経済協力のモデルを変えた。「政策の疎通、施設の連結、貿易の円滑化、資金の融通、人心の通じ合い」を1つのイニシアティブに取り込むことで、製品貿易に基づき二国間交流を行う従来型のモデルを包括的な深い協力へと変えた。「一帯一路」イニシアティブは時代の発展のニーズに順応し、従来型の「面から点」の国際経済・貿易枠組を「点から面」の協力へと変えたことから、幅広く歓迎され、予想を上回る進展を見せ、国際経済協力の新たなパラダイムとなった。「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの開催によって、あまねく広がる発展の巨大なプラットフォームである「一帯一路」が立体的に世界に示される。これは中国が自ら議題を設け、自ら招待し、自ら推し進めてきた盛大な会議であり、世界を先導して共同発展の交響楽を奏でるものとなる。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年5月3日

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