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感染症によって「一帯一路」協力の強靭性と活力を示した
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· 2020-06-24 · ソース:人民網 |
タグ: 一帯一路;新型肺炎;政治 | 印刷 |
「我々は協力パートナーと共に、『一帯一路』を団結して試練に対処する協力の道、人々の健康と安全を守る健康の道、経済と社会の回復を促進する復興の道、発展の潜在力を発揮させる成長の道として築きたい」。習近平国家主席はこのほど「一帯一路」国際協力ハイレベルテレビ会議に書面で挨拶の言葉を寄せ、協力パートナーと質の高い「一帯一路」を共同建設することへの揺るぎない自信を表明して、新型コロナウイルス感染症に協力して打ち勝つことへの各国の自信を強めた。(人民日報コラム「和音」掲載)
感染症によって各国は世界的危機に対処し、長期的発展を実現するための有効な対策を考えることになった。各国の運命は緊密に結びついており、人類は同舟相救う運命共同体だ。感染症対策であれ経済回復であれ、団結と協力の道を歩む必要があり、多国間主義を堅持すべきだ。コネクティビティを促進し、開放・包摂を堅持することは、世界的危機に対処して長期的発展を実現するうえで必ず通らなければならない道だ。「一帯一路」イニシアティブは打ち出されてから7年近くの間に200件の政府間協力文書が署名され、2000件余りのプロジェクトが共同実施され、おびただしい数の人々の雇用を解決してきた。「一帯一路」協力の大家族は拡大し続け、経済貿易協力の水準は高まり続け、コネクティビティは強化され続け、民意の基礎は日増しに強固になっており、感染症との世界の闘いにプラスのエネルギーを注入し、世界経済の回復と発展に自信をもたらすことができる。
感染症によって「一帯一路」協力の勢いが逆転することはなく、反対にその強大な強靭性と盛んな活力をはっきりと示した。感染症を前に、「一帯一路」協力パートナーは互いに見守り助け合い、中国に貴重な支援をした。中国もすでに122の「一帯一路」協力パートナーに感染症対策の支援を行い、25か国に医療チームを派遣し、感染防止・抑制と診療のノウハウを少しも惜しむことなく各国と全面的に分かち合ってきた。今年1~5月に国際定期貨物列車「中欧班列」の運行数は前年同期比28%、発送貨物量は同32%増加し、防疫物資1万2524トンを輸送して、名実共にユーラシア大陸間の「命の陸路」「運命の紐帯」となり、感染症との世界の闘いに貴重な力を捧げ、また世界の産業チェーンとサプライチェーンへの感染症による打撃を極めて大きく和らげた。まさにエジプトのイサーム・シャラフ元首相が指摘したように「世界は未曾有の試練に直面しており、世界的協力体制を通じた協同努力が必須だ。『一帯一路』イニシアティブはその役割を発揮できる」のだ。
感染症は世界の発展の歩みにとって足かせとなっている。より大きな協力によって共同発展を促進しなければならず、そうして初めて各国の人々の幸福をより良く増進することができる。「一帯一路」は世界最大の国際協力プラットフォームであり、これを経済・社会回復を促進する復興の道として築くことは、各国の人々の直接的利益にかなう。今年1~5月に「一帯一路」沿線国の実行ベース外資導入額は前年同期比6%増加した。「一帯一路」沿線国・地域に対する中国の直接投資(金融除く)は逆境の中16%増加した。中国・ラオス鉄道、ハンガリー・セルビア鉄道などのプロジェクトは着実に進められ、一時中断していたプロジェクト多数が速やかに再開された。中国は運輸・通関手続き及び「一帯一路」沿線国との経済・貿易面の人的往来の「グリーンチャンネル」も構築した。逆境の中でも前進する「一帯一路」協力は、共同発展という各国の断固たる決意を体現している。
新たに切り開かれ続ける協力分野から、「一帯一路」共同建設の将来性が見えてくる。早くも2016年6月に、習主席は「健康シルクロード」を手を携えて築くことを提言した。新型コロナウイルス感染症の発生後、公衆衛生分野の協力のニーズが大幅に高まった。「一帯一路」衛生協力の推進、「健康シルクロード」の共同建設は、質の高い「一帯一路」共同建設をより豊かなものにする。また、「エコシルクロード」「デジタルシルクロード」の建設推進は、各国の経済発展のためにさらに多くの新たな成長源を創造し、世界経済の復興のためにさらに多くの原動力を提供する。WHOのテドロス事務局長は「『一帯一路』共同建設はユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)や持続可能な開発目標(SDGs)の実現に寄与する。『健康シルクロード』と『デジタルシルクロード』についての中国の提唱は、協力形式を革新して共に直面する試練に対処することが、いかに重要であるかを示した」と表明した。
新型コロナウイルスは経済グローバル化の進行という大勢を変えることはできず、開放・協力の歩みを阻むこともできなかった。「一帯一路」国際協力ハイレベルテレビ会議が広範な共通認識にいたったことは、各国が共に「一帯一路」を協力の道、健康の道、復興の道、成長の道として築くというビジョンに期待を寄せていることを十分に示している。「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」という原則を堅持し、引き続き戦略面の連携と質の高い「一帯一路」共同建設を強化すれば、必ずや世界的危機への各国の対処と長期的発展の実現の助けとなり、人類運命共同体の構築に新たな貢献をすることができる。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年6月23日
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