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中国が提唱し、世界が共有する「一帯一路」
  ·   2017-04-27
タグ: 一帯一路;中国;政治
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よりマクロ的な意義から見ると、「一帯一路」構想は参加国の経済協力だけでなく、世界経済全体を促す機能を備えている。「世界の工場」として、中国は大量の原材料を輸入し、大量の製品を製造している一方、「一帯一路」を通じて商品の各流通段階(輸送ネットワーク、保険システム、決済システムなど)をつなぎ、世界に良質で安価な製品を提供する。より多くの国が「一帯一路」に参加して初めて、現在つまずいているグローバル化のプロセスに新たな原動力と活力を注ぎ込むことができるだろう。

「一帯一路」が広く受け入れられているもう1つの原因はその開放性である。協力の開放性は「一帯一路」を他の地域協力と異なるものにしている重要な特徴の1つである。「一帯一路」構想の開放性と包摂性は、参加のためのハードルと資格の要求がないことに現れている。中国と手を携えて協力発展を図り、自国の発展戦略と「一帯一路」構想をリンクさせた利益空間を共同で探し求める意志がありさえすれば、政策面の意志疎通を通じて「一帯一路」構築に加わることができる。

また、共に議論し、共に築き、共に享受するという構築原則が確かに実行されていることも、「一帯一路」が広く支持されている重要な原因である。構想発表から3年余りが経ったが、「一帯一路」の各プロジェクトはそれぞれ実施進度が違い、協力の形式がさまざまで、発展の重点も異なっている。中国はいかなるプロジェクトについても発展進度について一方的に設定せず、各方面が積極性を発揮し、話し合いや各自の意欲尊重を通じて共に構築を展開している。例えば、フラッグシップ・プロジェクトになっている中国・パキスタン経済回廊においては、18のプロジェクトが建設中もしくは竣工済みで、続々と早期の収益段階に入ろうとしている。だが中国とバングラデシュ、インド、ミャンマーの4カ国による「経済回廊」のほうは、共同研究レポートでの合意を待たなければならない状況だ。

総じて言うと、「一帯一路」は中国が打ち出した発展構想であるにもかかわらず、世界が共有する発展のチャンスである。参加各国が責任を共に分担し、利益を共有し、運命を共にすることで、「一帯一路」はさらに発展していくだろう。(林民旺:復旦大学国際問題研究院研究員)

「北京週報日本語版」2017年4月28日

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