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協力が中米の最大公約数
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· 2017-03-21 |
タグ: 中米関係;習近平主席;政治 | 印刷 |
今日、中米関係は新たな出発点に立った。国交樹立以来40年近い中米関係発展の軌跡を振り返ると、両国関係の正常化と中国の改革開放が肩を並べて進んできたことに気づく。隔絶から交流へ、疎遠から緊密へ。中米関係は風雨が伴い、曲折を経たものの、全体的には上昇発展の勢いを呈してきた。これは両国関係の本質が互恵であることを物語っている。習主席は「互いの核心的利益と重大な懸念を尊重し、中米関係の大局の安定を維持する必要がある」と強調した。中米「上海コミュニケ」発表から今年でちょうど45年であり、故きを温ねて新しきを知ることができる。
中米関係の一層の発展には、「損をした」心理の克服も必要だ。たとえば米国には、中米交流において中国が大きな利益と発展を得る一方で、米国は立て続けに挫折し、「損をした」との考えがある。実際にはそうではなく、この関係に誰が損をしたかという問題は存在しない。中米は米同時多発テロ後はテロに共に反対し、2008年の世界金融危機後は世界経済を共に救った。これらは双方の協力精神の体現であり、中米関係の持続的前進の原動力でもある。
「中国の夢」の実現には安定的に発展する中米関係が必要だ。米国を「再び偉大にする」のにも安定的に発展する米中関係が必要だ。両者の利益は広範に合致する。その核心が協力・ウィンウィンであり、これが中米関係の新たな戦略的基礎であり原動力だ。ゼロサムの古い考えから脱却して、協力に焦点を合わせれば、中米は両国及び世界にプラスとなる大きな事を多く行うことができる。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年3月20日
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