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朝鮮核問題で試されるトランプ大統領の対朝思考
  ·   2017-02-14  ·  ソース:
タグ: 朝鮮核問題;トランプ政権;政治
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米韓は軍事的威嚇をエスカレートさせてピョンヤンを威嚇しているが、こうした威嚇は朝鮮が安全保障観を転換するためのプラスの原動力に転化されず、その大部分の効果はマイナスであり、かえってピョンヤン政策決定層から彼らが絶えず核ミサイル実験を加速せざるを得ない理由と見なされている。このことは事実が繰り返し証明している。

米韓は彼らの軍事的圧力と国際的制裁が最終的には朝鮮政権をきっぱりと心を改めざるを得ないところまで追い込み、それによって情勢が急転換することを期待しているのかもしれない。しかしそれよりも大きな理由はおそらく彼らに良い策がなく、これまでの路線を踏襲しているだけなのではないか。そうしていれば新たな政策を試すリスクを避けられるし、仮に従来の路線で失敗しても追究されることはない。

我々はトランプ大統領がこれまでとは違った思考をすることを強く望む。朝鮮に圧力を加えると同時に、トランプ大統領が朝鮮核問題で米国側の反省を促し、情勢に新たな要素を吹き込むことを期待する。朝鮮の核ミサイル実験は最終的には停止されなければならず、半島非核化は国際秩序の重要な支点の1つである。しかしこの目標を実現するには各方面の努力が必要であり、彼らがしかるべき責任と義務を果たすことが求められる。

中国は実際には朝鮮核問題で多くの努力を重ねてきた。北京で六者会合を開催し、厳しい国際対朝制裁に加わった。制裁によって北京とピョンヤンの関係に起こった変化は各国と朝鮮との関係変化のうち最大であり、中国は外交的な代価を払った。だがこの期間のワシントンとピョンヤンの関係はこれまでとほとんど変わっていない。米韓が実際の対朝鮮威嚇で行うのは非常に簡単なことであり、中国が対朝制裁に加わることが意味する調整幅と困難さとはまったく同日の談ではない。

米韓には朝鮮核問題について中国にとやかく言う資格はまったくない。特に彼らが朝鮮核問題を口実にして韓国に終末高高度防衛ミサイルシステム「THAAD」を配備し、その陰で中国の安全を脅かした今となってはなおさらだ。彼らは自身の不仁不義を恥じ入るべきである。

「北京週報日本語版」2017年2月14日

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