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体系化された中国共産党党内法規
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· 2016-11-16 |
タグ: 六中全会;中国共産党;政治 | 印刷 |
党内法規が体系化されたと同時に、党内監督体系も確立されている。改正後の「中国共産党党内監督条例」(以下「条例」)によって、整った党内監督体系が構築された。すなわち、中央の統一的指導、党委員会(党グループ)の全面的な監督、規律検査機関の専任監督、党の活動部門の職能監督、党の末端組織の日常監督、党員の民主監督という体系である。
また、党内監督と党外監督の関係をさらに合理化している。「条例」は「党内監督と党外監督を結びつける」方針を明確にし、各クラスの党委員会に同じクラスの人民代表大会、政府、監査機関や司法機関などが国家機関や公職者に対し法によって監督を行うことを支持・保証し、人民政治協商会議が規則によって民主的監督を行い、会計検査機関が法によって会計検査監督を行うよう要求している。同時に、党組織と国家機関の監督活動における引継ぎなど具体的な内容についても規範化され、党内監督と党外監督がメカニズム化の面でいっそう整備されている。
張希賢氏は次のような考えを示している。「『準則』と『条例』は腐敗撲滅の制度確立をさらに進め、党員に対する教育と監督を結び付け、強大な党建設の力となっている。2つの法規が厳格に執行されて初めて、反腐敗撲滅の制度化と法治化における強化は『前例のない』ものになる」。
「北京週報日本語版」2016年11月16日
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