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継承し、発揚していくべき長征精神
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蘭辛珍 · 2016-10-20 |
タグ: 長征;紅軍;政治 | ![]() 印刷 |
長征精神を継承し発揚することは、現代に生きる中国人の精神の主たる方向性を体現している。
紅軍の長征の過程で起こった出来事、会議・政策決定、困難と危険を克服した勇気と知恵、数ある英雄的逸話などは、すでに中国の現代文化の一部になっており、中国人の精神文明の中で輝きを放っている。長征精神は国際的にも非常に賞賛されている。米国の作家ハリソン・ソールズベリーはその著書『長征 語られざる真実』にこう記している。「それは偉大な革命家たちの生存を求める凱歌であり、蒋介石の魔手を逃れるために行った生死に関わる長い撤退の道のりであり、危険が目前に迫り、厳しい情勢に囲まれた戦闘であった……今世紀において、これほど人々を引きつけ、世界の前途にはかり知れない影響を与えた事件は他にない」。
長征を記念し、過去を再び学ぶことで、平和な時代に愉快な生活を送る人々は、新中国がどこから来て、どこへ向かうのかを忘れてはならないと気づく。人々はこうした革命の歴史から精神の力を汲み取り、人生の意義と価値を知り、いかにして幸福になるかを知ることができるのだ。
今、中国人は中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現するための新たな長征の途上にある。この新たな道のりにおいて、長征精神は尽きることのない原動力の源泉なのである。
「北京週報日本語版」2016年10月20日
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