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アジア安全保障協力の春に期待
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· 2016-04-27 · 北京週報 |
タグ: 安全保障;CICA;政治 | ![]() 印刷 |
アジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)第5回外相会議が4月27日から28日にかけて北京で開かれている。この会議は今年上半期に中国を開催地として行われる外交のハイライトの1つであると同時に、中国が初めて開催するCICA外相会議でもあり、アジアの安全保障協力をさらに牽引し、地域の安定と発展を促進する上で重要な意義を持っている。
CICAはアジアでカバー範囲が最も広く、加盟国数が最も多く(現在26)、代表性が最も強い地域安全保障フォーラムである。発足以来24年、CICAは世界の多極化と地域一体化の潮流に順応し、地域各国の安全確保と発展実現という現実的ニーズに注意を向け、アジアの特徴と各国共通の追求に合った安全保障と発展の道を探求すべく積極的に努力してきた。CICAはアジア諸国が相互信頼を増進し、安全保障を共同構築し、発展を共に追求する上で重要な場となっている。
中国はCICA創始メンバーの1つであり、一貫して積極的にCICAを支持し、かつそのプロセスに参画し、CICAの発展に重要な貢献を果たしてきた。2014年5月、中国は初めてCICAの議長国を担当し、上海でCICA第4回サミットを成功裏に開催し、「共通、総合、協調、持続可能」という革新的なアジア安全保障観の確立を打ち出し、地域の安全保障協力枠組み構築のために方向を指し示した。これは中国がCICAの発展を極めて重視し、はっきりと支持していることを十分に体現し、また中国が責任ある大国として地域の平和安定促進に責任をもって取り組むことをはっきりと示すものでもあった。
現在、世界と地域の情勢は複雑に変化しており、伝統的・非伝統的な安全に対する脅威が混在している。朝鮮核問題やシリアなど地域の焦点になっている問題は解決されず、地域安全環境の不安定・不確定要因は増加している。それと同時に、世界経済は調整の最中にあって回復に力を欠いており、地域の各国経済はおしなべて下触れ圧力に直面し、国民生活と社会の安定問題が際立っている。こうしたことを背景に、各方面は今回のCICA外相会議にとりわけ注目しており、会議期間中にアジア安全保障と発展に関する切迫した問題についてきっちりとコミュニケーションが行われ、意見が交換されることを期待している。
中国は現在、2年間にわたってCICA議長国を務めている。CICA第5回外相会議はこの間に開催する、過去を受け継ぎ未来を開く会議であり、この2年間のCICA協力の成果を総括し、今後2年の協力の青写真を描き出すものになるだろう。会議は「対話による安全保障促進」をテーマとしている。このテーマは、アジア地域で次々起こる問題を解決するには、対話を強化することこそが正しい選択であることをはっきり示している。中国がCICA議長国・会議開催国として、各方面と共にアジア安全保障問題の新情勢・新特徴をめぐり、アジア安全保障の難題の解決、地域安全保障協力枠組み構築といった問題について解決の道を探ることが期待されている。
「北京週報日本語版」2016年4月27日
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