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外交部、防空識別圏設定は安全保障情勢と総合的考慮に基づく
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· 2016-01-05 |
タグ: 防空識別圏;安全保障;政治 | 印刷 |
外交部(外務省)の華春瑩報道官は4日の定例記者会見で「中国は南沙(英語名スプラトリー)諸島と周辺海域に対して争う余地のない主権を有する。永暑(英語名ファイアリー・クロス)礁に新設した飛行場での試験飛行は完全に中国の主権の範囲内の事だ」と表明した。外交部ウェブサイトが伝えた。
【記者】永暑礁に新設した飛行場での中国による試験飛行にベトナムはすでに反対を表明している。中国側は南中国海に防空識別圏を設定するか?中国は他国の軍用機・船舶または民間機・船舶にこれらの島・礁に接近しないよう警告しているか。
【華春瑩報道官】中国は各国が国際法にのっとり享受する航行と上空飛行の自由を一貫して尊重している。防空識別圏を設定するかどうかについては、安全保障情勢に対する判断と総合的考慮に基づく必要がある。現在、南中国海情勢は全体として安定していると考えている。われわれは引き続き関係各国と共に努力して、南中国海地域の平和と安定をしっかりと維持する。われわれは関係国が艦艇や航空機で武力を誇示しようとせず、実際の行動によって中国側と共に南中国海地域の平和と安定を維持することを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年1月5日
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