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習主席自ら世界でPR、「一帯一路」に各国が呼応
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· 2016-04-06 |
タグ: 「一帯一路」;中国の外交;政治 | 印刷 |
2016年1月、習近平主席はサウジアラビア、エジプト、イラン及びアラブ連盟本部を訪問した。習主席はアラブ連盟本部訪問の際に行った演説で、次のように述べた。「我々は中東で代理人を探すのではなく、仲裁し対話を促す。勢力範囲を広げるのではなく、各国がともに『一帯一路』の仲間に入るよう促す。『真空』を埋めようとするのではなく、互恵・ウィンウィンの協力パートナー・ネットワークを作る」。習近平主席の演説は責任を負う大国という中国の外交理念を体現し、中東諸国の「一帯一路」協力提唱に対する理解を促進し、大きな反響を呼んだ。
優位性による相互補完:現地の発展戦略とリンク
習近平主席はかつて「『一帯一路』は中国一国の独奏ではなく、沿線諸国の合唱だ」と指摘した。外遊の際、習近平主席は「一帯一路」と関連国の発展戦略とを深くリンクさせるべきだと何度も強調している。
ロシアでは、中国・ロシア両国の元首は、ユーラシア大陸橋の新たな成長余地を開拓し、地域経済一体化プロセスを推進する「シルクロード経済ベルト構築とユーラシア経済連合構築のリンクと協力に関する共同声明」に署名し、発表した。カザフスタンでは、習近平主席はナザルバエフ大統領との間で、平等互恵をベースにシルクロード経済ベルトとカザフスタンの「ヌルィ・ジョリ(明るい道)」経済戦略とのリンク推進を加速することで一致した。中東では、習近平主席はサウジアラビア、エジプト、イラン3カ国の指導者と「一帯一路」共同構築の枠組みの下で各国の発展戦略をリンクさせ、協同発展と連動成長を実現することで合意した。チェコでは、習近平主席は「中国とチェコ両国は金融、インターネット経済、新エネルギー、観光などの分野で協力を強化し、両国企業が工業・科学技術パークを共同建設することを支持し、『メード・イン・チャイナ2025』と『チェコ・インダストリー4.0』との効果的なリンクを実現するべきだ」と強調した。
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