ホーム >> 政治 >> 本文 |
「一帯一路」の「張載命題」
|
· 2016-01-20 |
タグ: 一帯一路;アラブ諸国;政治 | 印刷 |
先日発表された中国の「対アラブ諸国政策文書」は前文で「現在の情勢下、アラブ諸国は自国の国情に合った発展の道を自ら探り、工業化の推進に尽力し、雇用拡大を民生改善に努力し、地域の平和・安定を積極的に促進し、地域・国際問題において重要な影響力を発揮している」と指摘した。
工業化プロセスにおける中国の経験、成功はアラブ諸国が自国の国情に合った発展の道を歩むことを後押ししている。従って、中国の打ち出した「一帯一路」の共同建設、エネルギー協力を主軸、インフラ整備と貿易・投資の円滑化を両翼、原子力、宇宙・衛星、新エネルギーの三大ハイテク分野を突破口とする「1+2+3」協力構造の構築、生産能力協力の強化などの提案に、アラブ諸国は前向きに応えた。
中国の王毅外交部長(外相)は「対アラブ諸国政策文書」を説明する際、「一帯一路」の共同建設という枠組の下で、中国とアラブ諸国は双方の発展戦略を連結するにおいて、自由貿易圏交渉や重要な工業パークの建設を加速し、石油・天然ガスやインフラ分野の協力を強化する必要があると指摘した。
悠久の昔から、ラクダと帆船は中国とアラブ諸国の商業・貿易・文化交流の象徴だった。今日、「一帯一路」は中東、アラブ地域で新たな合流を形成し、アジア大陸の東西両端を連結し、中国・アラブ諸国運命共同体構築の有効なキャリヤーとなり、中国・アラブ関係発展の素晴らしい将来性を示している。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年1月20日
前のページへ1 |
|