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国連気候変動パリ会議、最終合意に期待
  ·   2015-12-11  ·  北京週報
タグ: 気候変動;パリ会議;政治
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各国の満足度が交渉の重点に  

蘇司長はブリーフィングで次のように語った。「気候変動パリ会議は段階的な成果を上げたが、交渉文書には依然として意見の相違がいくつか存在しているため、各国のさらなる意思疎通、協議が必要であり、できるだけ早く解決策を見つけ出すように努力しなければならない」。  

中国気候変動事務特別代表の解振華氏は、「1週目の会議では、各国の交渉代表の努力の下で、20ページ余りに及ぶ合意可能な文書を会議に提出したが、意見の相違は依然として非常に大きい。あるメディアの報道によると、このごく短い文書には900余りの括弧書き、つまり争点がある」と客観的に評価した。  

解氏によれば、提出された文書は皆が受け入れることができるものだが、満足できるものではない。2週目の作業の重点は、各国の満足度の高い合意を目指すことだと解氏は指摘した。 

 パリ合意の成立に自信  

各国代表はパリ合意の成立に自信を見せている。解氏は「合意はきっと成立するだろう。だが、問題は合意の結果が、皆が受け入れられ、満足度が高いものかどうかにある」とした。  

また解氏は次のように指摘した。気候変動対応において、最大の発展途上国と最大の先進国である中国と米国は、ホスト国のフランスと同様に今会議の成功を切望しており、事前に十分な準備をし、生じる可能性がある問題や争点に対して、着地が可能な、または共通認識に達することが可能な解決策をいくつか見つけ出している。これらの解決策は中米、中仏、中欧、「BASIC」4カ国(中国、インド、ブラジル、南アフリカ)などの共同声明にも体現されている。  

同時に解氏は、「今回の気候変動パリ会議はこれまでの気候変動会議と大きく異なり、政治的意思による推進力と建設的な意見の面で大きな進展が見られる。今回の会議では政治的意思が強く働き、建設的な意見も多い。特に開幕の際には、各国の指導者が出席し、習主席も重要演説を行った。実際、それで政治的推進力が大いに強化された」との見方を示した。 

「北京週報日本語版」2015年12月11日

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