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中国の大学生の結婚・出産観念の変化が注目の的に 予想より強い結婚願望
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· 2022-09-08 · ソース:人民網 |
タグ: 結婚;出産;社会 | 印刷 |
「出産は理想の人生の一部分」
全体的に見ると、ほとんどの大学生は依然として「出産」を理想の人生の一部分と見なしている。中国人民大学の「中国大学生結婚・出産観報告」によると、大学生の考える理想の子供の数は平均1.86人で、80%が「2人」を理想としているほか、大学生は依然として結婚は子供を産むための必要条件だと見なしている。出産の意義について、大学生は、子供を育てることの自分にとっての意義や感情的価値を気にかけており、以前は多かった老後の生活のためとの回答は最も少なかった。「中国青年報」の調査でも、回答した大学生の37.58%が「子供が1人ほしい」と答え、34.03%が「2人ほしい」と回答した。その他、74.03%が「子供は愛の結晶」、67.74%が「子供は家庭で不可欠な部分」と答えた。
李教授は、「大学生の認識において、結婚と出産は依然として緊密に紐づけされており、結婚・出産観についてはモデル転換と呼べるような変革は起きていない。大学生にとって、出産はまだ遠い先のことで、その考え方は将来の仕事や生活の影響を受けて変化する可能性が高い」との見方を示す。
中国青少年研究センターの専門家・周宇香氏は、「ほとんどの大学生は社会に出てから、結婚して家庭を築き、子供を持ちたいと強く願っている。ただ、その過程でたくさんの困難に直面し、『結婚や出産は難しい』と感じる人が多くいるだけだ」と分析する。
これに対してある専門家は、「今後、結婚・出産の結果の変化と動向は、公共政策が個人の結婚・出産費用、個人のキャリア発展の面のプレッシャーをどの程度軽減できるかにかかっている」との見方を示す。
関連のサポート政策も継続的に強化されている。中国国家衛生健康委員会や国家発展改革委員会を含む17当局が最近発表した「積極的な出産サポート対策の整備・実施に関する指導的意見」は、「結婚、出産、養育、教育を一体化させて検討し、財政、税収、保険、教育、住宅、就職などの面で、積極的な出産サポート対策を整備、実施する」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年9月7日
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