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中国から100数カ国へ拡大、菌草技術はいかに世界に進出したか
  ·   2021-11-24  ·  ソース:人民網
タグ: 一帯一路;菌草;社会
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■菌草技術の国際協力 

南太平洋の島国パプアニューギニアで、菌草は現地人から「林」草と呼ばれている。林氏の苗字を取り、中国の専門家への謝意を表している。 

菌草技術援助プロジェクトが2001年にパプアニューギニアでスタートし、菌草技術国際協力の幕開けとなった。林氏は20年にわたり何度も海外を訪れ、菌草技術を伝授しそれを推進・拡大している。

林氏は、中国菌草推進・拡大チームがパプアニューギニアのイースタンハイランド州に到着したばかりの頃を振り返り、「幾多の困難が立ちはだかり命の危険さえあった」と感慨深く語った。しかし彼らは尻込みせず、有り合わせの条件で、現地に適した形で菌草を栽培した。まもなく現地の野生の菌草を利用し各種食用キノコを栽培できた。

林氏は2001-19年にかけて、パプアニューギニアを22回訪問し菌草技術プロジェクトを実施した。今や菌草・陸稲技術はパプアニューギニアの8州・16地区の累計8600世帯以上の農家に推進・拡大し、3万人以上に利益をもたらしている。さらに1ヘクタール当たり853トンという巨菌草生産量の世界記録を更新した。

菌草技術は今や世界106カ国に伝わっており、さらには「中国・国連平和発展基金」の重要プロジェクトになっている。中国は菌草技術国際研修を270回実施し、中国内外の1万人以上の研修生を受け入れてきた。菌草技術の専門人材を育成するため、中国政府はさらに福建農林大学で菌草技術を専攻する11カ国の留学生に資金援助を行っている。 

菌草対外支援20周年並びに持続可能な開発支援国際協力フォーラムが今年9月2日、北京で開かれた。すでに78歳と高齢の林氏は同日のフォーラムで、菌草技術の未来について、「菌草事業のため奮闘を続け、農村振興のペースアップと世界の持続可能な開発のため力を貢献する」と自信に満ちた表情で語った。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年11月24日

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