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広西チワン族自治区乍洞村の貧困脱却レポート② 移転政策が村民たちにもたらした幸福感
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本誌記者・李一凡 · 2020-10-13 · ソース:北京週報 |
タグ: 貧困脱却;移転政策;社会 | 印刷 |
同福団地内外には貧困支援工場が数多く立ち上げられ、この地に移転した貧困世帯にたくさんの雇用をもたらしている。
「市内に引っ越したのち、夫も宜州区に戻り市内で仕事を見つけて、遂に家族5人で暮らせるようになりました」と、賁さんは貧困支援のための移転政策について感激交じりに語った。
統計によれば、2020年1月までに乍洞村に残ることを選んだ貧困人口は48世帯131人に及ぶ。
「乍洞村に残ることを選んだこれらの貧困世帯のうち、大半はお年寄りです。彼らは乍洞村で生涯暮らしてきたため、この土地に思い入れがあり、故郷を離れがたいのです」と、乍洞村の謝万挙第一書記は説明してくれた。
2016年初頭、乍洞村には103戸もの土壁と瓦ぶきの古い住宅が残っていた。これらは長年修繕されず、数十年間風雨に晒されて壁が傷み、すき間風や雨漏りがするなど居住環境は極めて劣悪だった。さらに人々を心配させたのは、毎年雨季にこれらの古い住宅が崩れ落ち、村民の生命の安全を脅かす恐れがあることだった。
乍洞村に建てられた新築住宅(写真・本誌張巍記者)
そのため、乍洞村では倒壊の恐れがある住宅を修繕すると同時に、貧困世帯のために新しく家も建てた。しっかりとした作りで快適な新築住宅には、さまざまな家電製品が備え付けられ、寝室や厨房、トイレなどもすべて揃っている。
市内に移転する人と村に留まる人、選択はそれぞれ異なるが、どちらも等しく幸せを享受している。
「北京週報日本語版」2020年10月13日
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