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オーストラリアでアジア系差別?中国教育部が留学検討者に注意喚起
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· 2020-06-12 · ソース:人民網 |
タグ: 留学;オーストラリア;社会 | 印刷 |
留学生のうち、中国人の学生が主力となっている。オーストラリア教育訓練省のデータによると、2019年の中国大陸部からオーストラリアへの留学生数は26万1000人に達し、全体の27.3%を占め、トップとなっている。ここ数年、中国人留学生の増加スピードは落ちてきていたものの、2位のインドと比べると、人数は依然として2倍近くにのぼっていた。
教育部が留学に関する注意を喚起する前から、新型コロナウイルス感染状況を受け、オーストラリアの教育業界は今後の海外からの学生の入学状況について悲観的な見方をしていた。
オーストラリア大学連盟のカトリオーナ・ジャクソン最高執行官は今月初め、新型コロナウイルス感染症はオーストラリアの留学産業に今後4年で160億オーストラリアドルの損失をもたらすだろうと警告していた。
このほか、オーストラリア政府が5月に発表した報告書によると、渡航禁止令やビザ発給制限により海外からの留学生数が減少したため、2020年のオーストラリアの留学収入は少なくとも30億オーストラリアドル減となる見通しだ。
中国がオーストラリアへの留学生に注意喚起を行ったことは、間違いなくオーストラリアの留学産業にとっていっそうの打撃となるだろう。「シドニー・モーニング・ヘラルド」紙は、「これはオーストラリアの重要な輸出業界にとってさらなる打撃となるだろう」と報じている。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年6月11日
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