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オーストラリアでアジア系差別?中国教育部が留学検討者に注意喚起
  ·   2020-06-12  ·  ソース:人民網
タグ: 留学;オーストラリア;社会
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教育部(省)は9日、オーストラリアに対し2020年第1号となる留学に関する注意喚起を行った。オーストラリアの主な大学は7月前後に続々と授業再開を予定している。しかし世界の新型コロナウイルス感染症の拡散はまだその勢いが効果的に抑制されておらず、海外への渡航や学校の授業再開にはリスクが存在している。人民網が各社の報道をまとめて報じた。

感染症期間中、オーストラリアではアジア系に対する差別事件が複数発生した。教育部は留学生に対し、リスクをしっかりと見極め、当面、留学や勉学のためオーストラリアに戻ることについて慎重に検討するよう注意を喚起した。

過去数ヶ月、オーストラリアのメディアは、新型コロナウイルス感染症を理由にした中国系やアジア系に対する人種差別現象をすでに何度も報じてきた。これより前の6月5日には、中国文化・観光部がオーストラリアのみを対象にして渡航に関する注意を喚起し、同国の華人やアジア系に対する人種差別行為が著しく増加していることを踏まえ、同国に渡航しないよう呼びかけていた。

中国人留学生がいなくなると、オーストラリアはどれほどの損失に?

オーストラリア統計局のデータによると、2018-2019年度、海外留学生受入のオーストラリア経済に対する貢献は376億オーストラリアドル(1オーストラリアドルは約74.2円)で、前年同期比で16%増となり、同国で3番目の輸出産業となった。

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