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武漢を守ることは自分たちの家族を守ること 新型肺炎と戦った汪勇さん一家
  ·   2020-06-03  ·  ソース:北京週報
タグ: 新型肺炎;ボランティア;社会
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彼女は1日3食を欠かさず作り、家族が決められた時間に食事をとって、免疫力が高まるようにした。義母と義父に付き添い、リビングルームでラジオ体操をして、体を鍛え、気分転換を図った。新型肺炎のことばかり考えないように、家族と一緒にケーキを作ったりもした。彼女はこれらを動画で撮って汪さんに送り、夫を安心させた。 

汪さんの母親は2月13日になってようやく、自分の息子がボランティアをしていることを友人から聞いた。「その日から、お義母さんはほとんど一睡もできず、部屋の灯りはいつもつきっぱなしでした。お義母さんとお義父さんは夫を心配していましたが、彼に気を遣わせまいとして、そのことを伝えないように私に言いました」と彭さんは語った。

汪勇さん一家(写真=中新網提供)

感染状況が好転するにつれ、汪さんは会社から営業再開の連絡を受け、2月23日に帰宅した。「夕方6時から7時頃、彼は家に帰ってきました。娘は嬉しさのあまり叫んだり、家中を走り回ったりして、私たちもほっとしました」と彼女は当時を振り返った。 

仕事に復帰した後も汪さんはボランティア活動を続け、会社の公益基金会の運営も任された。彼自身が持つ人を引き付ける力を活かし、また公益基金会の資金を使って、新型肺炎の影響を受けたお年寄りや学生などをサポートした。例えば、身寄りがなく体が不自由な1000人のお年寄りに1年分の基本的な生活物資を提供し、経済的に苦しい4000人余りの高校生に1年当たり3200元の奨学金を給付した。 

「両親は私によく、何をすべきで何をすべきでないかを理解しなさいと言います。やるべきことに対しては全力を尽くしますが、やるべきでないことには絶対に触りません」と汪さんは語る。彼はより厳しく自らを律するだけでなく、資金やボランティアの力を正しいことに使い、その価値を充分に発揮させることだろう。

「北京週報日本語版」2020年6月3日

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