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米国の新型肺炎流行の今後は? 米国にいる留学生が注意すべきことは?
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· 2020-03-27 · ソース:人民網 |
タグ: 新型肺炎;米国;社会 | 印刷 |
もし感染したら病院に行くべきか?
張教授「呼吸の状態次第」
張教授によると、感染者の約80%は病院に行かなくてもよく、自宅で療養することができる。では、どんな場合に病院に行かなければならないのだろうか?それは、呼吸の状態次第で、息苦しかったり、階段を登ると息が切れてしまったりする場合は病院に行く必要がある。これが病院に行くことを決断する一つの重要なポイントとなる。発熱は病院に行くかを決める判断材料にはならない場合もあり、呼吸の状態が一番重要なポイントとなる。
空気感染するのか?
張教授「マスクよりも手洗い励行がより重要」
張教授は、「空気感染の可能性は非常に低い」とする。では、どのような状況下で、空気感染するのだろうか?それは、密閉された空間で、大量のウイルスが排出された場合だ。米国の医師は、マスクを着用するよりも、手洗い励行が重要とアドバイスしている。なぜなら、マスクを着用しても、それを手で触る必要があるからだ。汚い手でマスクを触るとマスクも汚染する。汚染したマスクは空気よりも危険だ。そのため、米国の医療従事者は、マスクを着用するよりも、手洗い励行のほうが有効と注意している。
留学生は今帰国したほうがいいのか?
張教授「留学生にとっては矛盾に満ちた決断となるかも」
張教授は、「留学生が帰国するか判断するための基本原則は、米国に今滞在し続ける必要があるかどうかという点。もし、新型コロナウイルス感染しても医療保険が使えず、米国で緊急や重要な用事がない場合は、帰国することを考えてもいい。しかし、米国にいる必要がある場合は、話は違ってくる。今、留学生にとってこれは矛盾に満ちた問題と言えるかもしれない。つまり海外にいる中国人は帰国したいと考えているが、一旦帰国してしまい、しばらくすると、海外の状況は大したことないように思われ、しかも大変多くの重要なことができなくなってしまったと気づいたときには後悔し始めることになるかもしれないからだ」と慎重に判断することをアドバイスしている。
張教授によると、飛行機の機内は、密閉された空間であるため、感染リスクの高い場所だ。また、至近距離で感染者に接触しない限り、防護ゴーグルや防護服を着用する必要はない。感染リスクが一番高まるのは、搭乗前で、必ず手洗いを励行しなければならない。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年3月27日
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