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武漢に残って新型コロナと闘ったフランス人医師、「武漢は僕の街」
  ·   2020-09-17  ·  ソース:人民網
タグ: 新型肺炎;国際協力;社会
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フランス人医師のPhilippe Kleinさんはこのほど、取材に対して、「僕が武漢を選んだというより、僕と武漢はもう切っても切れない関係になっている。僕にとって武漢は自分の街で、永遠に微笑みながら向き合うことのできる都市だ」と話した。中国新聞社が報じた。

湖北省武漢市に来て6年になるKleinさんは、華中科技大学同済医学院附属協和病院国際外来診察の総合診療医。最近、中国の外国人永久居留身分証を取得した。

武漢で新型コロナウイルスの流行が最も深刻だった頃、フランスのチャーター便で、フランス人数百人が武漢から帰国した。しかし、Kleinさんは武漢に残って、「外国人助っ人医師」として活動することにした。そして1月17日から、毎日完全防備して、自家用車で武漢市内を走り回り、診療を必要としている外国人に訪問診療サービスを提供した。

Kleinさんは取材に対して、「信頼してくれている中国政府に感謝している。おかげで新型コロナ流行期間中、中国人の同僚と共に、第一線に立って新型コロナと闘うことができた」と話した。

武漢がロックダウンされていた期間中、Kleinさんは仕事で必要なため、臨時通行証を取得した。そのおかげで、スムーズに武漢にいる外国人の家に出向き診療を行ったり、生活物資を購入したりすることできたほか、慢性疾患を抱える人のために薬品を購入することもできた。「人影が全くない街中を、車で走るあの感覚を忘れることは一生ないだろう」とKleinさん。

新型コロナ流行期間中、Kleinさんは、方艙医院(臨時医療施設)が次々に設置される様子や、中国の医療従事者が「信じられないほどの勇気と気迫」を示して新型コロナと闘う姿、中国全土から緊急援助チームが武漢にやって来る様子を目撃した。Kleinさんは、「新型コロナとの闘いにおける全てのシーンを忘れることはできない」と振り返る。

果断な策を講じてロックダウンし、新型コロナの伝播を断ち切り、感染者を隔離して命を救うために全力を尽くし、物流・運輸の流れは決して止まることなく、全国民が一致団結して取り組む姿に、Kleinさんは、「それが、中国政府が短期間のうちに新型コロナを封じ込め、最終的にウイルスとの闘いに勝利したカギ」との見方を示す。

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