中文 | English | Français | Deutsch
 
 
ホーム 政治 経済 社会 中日交流 文化 文献 特集
ホーム >> 社会 >> 本文
  • descriptiondescription
米国の新型肺炎流行の今後は? 米国にいる留学生が注意すべきことは?
  ·   2020-03-27  ·  ソース:人民網
タグ: 新型肺炎;米国;社会
印刷

米国で現在、新型コロナウイルス感染による肺炎が猛威を振るっており、感染者数は延べ8万人を超えた。ニューヨーク州やワシントン州、カリフォルニア州など多くの州に「大規模災害宣言」が発令されている。そんな中、北京時間26日午後9時、米国東部時間午前9時に、感染状況の今後の予想や米国に住む中国人留学生が注意すべき点、帰国すべきかなど、留学生や華人・華僑が関心を抱く質問に関して、在米国中国大使館がオンラインで上海の復旦大学附属華山病院感染科の主任・張文宏教授に聞いた。中央テレビニュースが報じた。

ニューヨーク州の「大規模災害宣言」発令が意味することは?

張教授「検査体制が整っているということ」

現時点で、ニューヨーク州の感染者数は3万人を超え、「大規模災害宣言」が発令された。ある留学生の「感染者が多いほど、その都市の感染拡大防止・抑制対策が不十分だということか?」という質問に対し、張教授は、「それは完全な誤解。ニューヨーク州の検査能力が低ければ、3万人の感染を確認することさえできない」と説明する。

そして、「感染者数が多いほど、防止・抑制対策が不十分ということではなく、反対に感染者数が多い地域ほど、検査体制が整っているということだ。例えば、ニューヨーク州の感染者数は大幅に増加しているが、実際には検査体制が整っていることと直接関係している」との見方を示す。

米国では若者の感染率が高い理由は?

張教授「活発な社会活動が感染の最大のリスク」

張教授によると、中国のここ2ヶ月ほどの防止・抑制対策の経験が物語っていることは、感染者の洗い出しに全力を注がなければならないということだが、米国でこうした作業を進めるのは至難の業だ。次に、米国の若者は社会的活動に活発に参加しており、それが感染の最大のリスクとなっている。米国ではマスク着用の習慣がない。英国も同じで、夜のバーに行くと、大勢の客で賑わっている。そのような状況ではウイルス伝播の危険が非常に高い。

米国はいつ感染拡大のターニングポイント迎える?

張教授「ピークに到達していなければ、ターニングポイントを予測するのは時期尚早」

張教授は、基本再生産数(R0、一人の感染者から生じうる二次感染者数)を算出できれば、世界の多くの地域のターニングポイントを算出することはできるが、ピークに達していない時に、ターニングポイントについて語るのは時期尚早との見方を示す。

また、米国で感染者が激増している理由について、「防止・抑制できる一番良い時期を逃してしまったからだ。今は自宅隔離をして、伝播し続けるの止めることしかできない。それが功を奏すかは、政策をしっかりと実行できるかにかかっている。十分な隔離を行うことができれば、新型コロナウイルスの感染拡大は食い止めることができる」と説明する。

12次のページへ
シェア:
リンク  

このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。


住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
  京ICP备08005356号-4 京公网安备110102005860

中国語辞書: