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【イラストで知ろう!イマドキ中国】 何でも入っている「月餅」
  ·   2019-09-12  ·  ソース:人民網
タグ: 中秋節;伝統;社会
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月餅と聞いて、日本人がすぐに想像できるのは中華街で売っているナツメやナッツ、黒ゴマなどの甘い餡の詰まった食べ物だろう。ところが中国では毎年実に様々な食材を餡にした月餅が登場する。さて今年は一体何が飛び出すのか?今回は中秋節(旧暦8月15日、今年は9月13日)の伝統的な食べ物・月餅について紹介していこう。人民網が伝えた。

甘いとは限らない月餅 

中国で売られている月餅を見て、まず衝撃を受けたのが、「しょっぱい餡」の月餅もたくさんあるということだ。そして一口に月餅と言っても、見ただけでは「これも月餅なの?」と言いたくなってしまうほど、餡だけでなく、皮も作り方も見た目も地方によって実に様々だ。ネットショッピングが中国大陸をカバーし、今ではそんな地方の特色たっぷりな月餅も味わうことができるようになってきている。

伝統食品に「流行の味」を 

日本でも流行の食材や味などが登場すると、ありとあらゆる料理やお菓子などにそれらが使われるということはあるが、中国では元宵節(旧暦1月15日、今年は2月19日)で食べられる湯圓(もち米粉で餡を包み茹でた団子)と中秋節の月餅にその傾向が顕著にみられる。また最近では清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月5日)に食べられる青団(もち菓子)や端午節(端午の節句、今年は6月7日)のちまきもこれに仲間入りしており、近年食材として人気の高いドリアンやザリガニももれなくこうした伝統食品の餡として使われている。

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