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清華大学で発見された明清墓群に野次馬集まる
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· 2019-06-04 · ソース:人民網 |
タグ: 考古;清華大学;社会 | 印刷 |
〇注目集める清華大学内で見つかった明清墓群
清華大学は5月31日、同校第6教室棟の北側に新土木館ビルの建設を予定していることを発表した。関連法律・法規によると、新規建設プロジェクトを進める場合には、考古学上の調査を行わなければならない。
北京市文物局は市文物研究所と連携して、清華大学からの申請に応じ、2019年4月2日から14日にかけて、同校新土木館プロジェクトの建設予定地において考古調査を行った結果、95基からなる古代の墓群を発見した。
市文物研究所は5月27日から、墓群に対する考古発掘作業を進め、現時点で16基の墓の発掘を終え、これらは明・清朝時代の庶民の墓であるという初歩的な判断を下している。
清華大学が墓群を発見したというニュースは、一番最初に同校の公式アカウント「清華小五爺園」で発表され、瞬く間に学内の微信のソーシャル機能である「モーメンツ」で広まり、メディアの注目も集めた。
そして5月31日午後になると、同校のモーメンツで清華古墓に関するトピックを多数の人が投稿し始めた。
同校生は、「発掘現場のことは前から知っていたが、ずっと普通の工事現場だと思っていて、特に気にかけなかった。大学が古墓を発見したという情報を知ってようやく、ここが『普通の場所』ではないことが分かった」と次々書き込んだ。
ある学生は、「墓地の北側にある学生寮は、今では『お墓ビュールーム』と呼ばれている」と冗談交じりに投稿した。折しも、墓地の西側には、完成したがまだ運用が始まっていない出土文献センターがある。
墓群の発掘作業は現在も進行中であることから、考古現場を保護する目的で、大学側はパトロールを強化し、見学や写真撮影を制限している。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年6月3日
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